Kyowa Kirin Co., Ltd.

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Q2 FY2026 · Earnings Call TranscriptAugust 3, 2026

皆様こんにちは。本日ですね、お忙しい中協和キリンの第2四半期決算発表にご参加いただきましてありがとうございます。まず初めにですね、本日の、先日の熊本の地震におきまして被災された皆様方に心からお見舞い申し上げます。また救援、復旧活動にご尽力いただいているすべての皆様に深く敬意と感謝を申し上げたいと思っております。では第2四半期の決算をご説明するにあたりまして、まずは当社のコミットメント・トゥ・ライフ、生命の約束からお話ししたいと思います。協和キリンは革新的な創薬を通じて、そして希少疾患や十分な医療ニーズが満たされていない疾患とともに生きる人々のニーズに継続的に向き合うことで、日々の皆様の人生を変える価値の提供に取り組んでおります。そういった方々の声こそが私たちの毎日の活動の推進力となっております。本日はまず第2四半期の業績概要をご説明した後、財務、コマーシャル及び事業の各アップデートにつきまして詳しくご説明いたします。最後に研究開発のアップデートをご説明いたします。ではまずですね、ハイライトといたしまして第2四半期お願いいたします。直近で行いました資本市場の対話におきまして投資家の皆様方からいただいた内容をご紹介いたします。特にですね、第2四半期の業績でありますけれども、売上収益は14%増収、コア営業利益は80%増益となっております。これはですね、特にグローバル戦略品でありますクリースビータ、ポテリジオを中心とします成長と技術収入の増加、円安によります為替の追い風による粗利の増加に加えまして研究開発費の減少が原因です。年間の業績計画に対しましてはやや早い進捗でありますが、北米のクリースビータの7月値上げ前の出荷増によります一時的な要因とまた為替の影響のプラス要因が含まれます。またロカチンリマブの臨床試験クロージングコストは約202億円となり、その他の費用に引き当て計上いたしました。Q1で公表しました修正予測、予想で想定していたレンジ内となっております。これらを総合的に勘案し、通期予想は据え置いております。またビジネスアップデートといたしまして、米国のサンフォード工場がFDAのプリチェックパイロットプログラムに選定されましたのでご紹介いたします。7社、18社のうち7社残っているわけであります。この詳細につきましてはアクセプトということで、欧州のISPEで発表がされております。それから前回の場でもお話しした通り、より皆様方と投資家の方とお話を深めていきたいと思います。また質疑応答に対応するということで事業に対する対話を深めてまいりたいと思います。特に論点としましては協和キリンが継続して成長できるかどうか、2030年以降についての質問があるわけであります。特にこういった質問で4つの論点で関心が寄せられました。まず1つとしましては次の成長を狙うパイプラインの進捗と確度につきまして、2番目としまして持続的な成長のための資本配分の考え方につきまして、また3番目といたしましてAIの活用を競争要因につなげることができるかどうかという質問、そして4番目としまして新しい経営体制が企業価値向上にどう貢献するかといった質問を多く受けております。こういった質問に関しましては新しいシースイートチームで議論しているところであります。ライフチェンジングな価値の継続的な創出のために働いております。Q1の説明会で公表いたしました新しい執行体制におけます優先事項は、スライド項目に沿って4本柱で進めております。この優先事項の取り組みをしっかりと進めていくことが投資家の皆様方の期待に応えることになること、ひいては患者様の笑顔とライフチェンジングな価値の継続的な創出につながっていくことであると対話を通じて再確認しております。ということでこの4本柱で構成されている新しい執行体制の優先事項でありますけれども、CFOの五十嵐よりその一例といたしましてオペレーショナル・エクセレンス、調達の事例をご紹介させていただきます。では五十嵐の方に渡します。五十嵐の方から詳細に財務の説明をさせていただきます。

五十嵐

こんにちは、CFOの五十嵐です。本日はオペレーショナル・エクセレンスに関する一例として調達機能の高度化に関する取り組みをご紹介します。当社では海外ビジネス拡大によりグローバル調達基盤の構築が重要な課題になっています。これまで地域ごとに分散していた支出データを統合・可視化するため調達システム環境の構築を進めており、データに基づくグローバルな調達機能の強化に取り組んでいます。重点カテゴリーとしてITシステム、プロフェッショナルサービス、R&D関連の外部委託など支出規模の大きい重点カテゴリーを特定し、可視化された支出データを元にした最適化の取り組みを進めています。また調達はキリングループとのシナジーを具体的に体現できる領域でもあり、グループ共同調達の取り組みを進めています。これらの取り組みは単なるコスト削減ではなくプロセスを標準化し意思決定を早め、そこで生み出した余力をパイプラインの推進や既存製品の拡大に再配分する取り組みと考えています。今回は取り組みの一例を示しましたが、今後引き続き企業価値向上のための施策を計画・実施していきます。続いて2026年第2四半期の業績サマリーをご説明します。Q2実績ですが、全体として売上収益は増収、コア営業利益、中間利益ともに増益の結果となりました。売上収益はグローバル戦略品の伸長に加えロカチンリマブに関する技術収入の一括認識が寄与し、14%の増収となりました。コア営業利益については売上収益の増加に加え研究開発費が減少し、80%の大幅な増益となっています。中間利益についてはロカチンリマブの臨床試験クロージングコスト及び関連減損損失を計上したものの、コア営業利益の大幅な増加により前年同期から88%の増益となりました。次のページをご覧ください。こちらはリージョン別の売上の対前年分析となります。為替影響を除いた実質の増減で表示しています。日本はフォスベル、ダーブロッカ、クリースビータなど主力品が伸長したものの、薬価改定の影響により6%の減収となりました。北米はクリースビータ、ポテリジオともに堅調に成長し、11%の増収となっています。EMEAは合弁譲渡に伴うロイヤリティ収入の減少があったものの、クリースビータ、ポテリジオが順調に推移し、4%の増収となりました。その他はスライド右上にも一時要因として記載していますが、Q1で計上しましたロカチンリマブのアップフロント収益の一括計上が大きく増収に寄与しました。加えてファセンラ売上ロイヤリティも増加したことで技術収入が大きく増加し、プラス130億円、28%の大幅な増収となりました。売上収益にかかる為替影響はプラス126億円でした。次のページをお願いします。こちらは製品別の売上の対前年分析となります。こちらは為替影響込みの様式になっています。クリースビータは19%の増収となりました。北米では力強い需要の伸びが成長を牽引しており、EMEAおよび日本もそれぞれ売上を伸ばしています。また北米では昨年同様に7月の値上げ前の一時的な出荷増も発生しました。ポテリジオも20%の増収となりました。北米においては引き続き営業体制の強化やデータ、AIを活用したプロモーションが奏功しており、EMEAにおいてもデマンドは底堅く堅調に推移しております。リーブメルディ、デンメルディについては5億円の増収となりました。患者さんへの処方のタイミングにより収益計上時期が前後しますが、全体として概ね計画に沿って推移してます。技術収入は143億円の増収となりました。これは主にお前ページで説明したアップフロント収益の一括売上計上、並びにファセンラのロイヤリティ収入増加によるものです。その他製品は50億円の減収となりました。日本における薬価改定の影響や一部製品の終売、EMEAにおけるエスタブリッシュト医薬品事業の合弁譲渡に伴うロイヤリティ収入の減少などが主な要因となっております。次のページをお願いします。コア営業利益の対前年分析となります。こちらは為替影響を除いた実質の増減での表示に変更しています。売上総利益は売上の増加を主因として180億円の増益となりました。売上総利益率は2ポイント増加していますが、主にロカのアップフロント収益の一括計上が理由となっています。販管費はほぼ前年並みで推移しました。研究開発費は前年にピークだったロカチンリマブの開発費、開発費がなくなったことなどから、失礼しました、開発費がなくなったことなどから74億円の減収となり、研究開発費比率も5ポイント減少しています。これらの結果、コア営業利益293億円、80%の増益となりました。次にコア営業利益以下の部分をご紹介します。なお、このスライドは為替影響込みの増減になります。無形資産償却費では昨年11月の米国コモジフティの上市に伴い販売権償却費が24億円増加しています。金融その他では2025年に発生した日本における希望退職制度関連費用94億円の反動減があったことに加え、2026年にはエスタブリッシュト医薬品の合弁事業譲渡に伴う収益43億円を計上しています。一方、ロカの臨床試験クロージングコストは202億円で確定しました。関連する減損損失をQ1で50億円計上しており、全体では106億円の費用増加となりました。これらの結果、中間利益は143億円の増益となりました。

五十嵐さん、ありがとうございました。それでは続いてコマーシャルアップデートについてご説明いたします。14ページお願いいたします。まずクリースビータです。第2四半期の売上収益はグローバル全体で前年同期比19%の増収となりました。北米は前年同期比日本円ベースで17%、現地通貨ベースでも11%の増収となりました。患者発掘活動や患者サポートプログラムの強化が2Qでも期待通りの力強い需要成長に寄与しています。また需要動向を示す患者開始フォームなどの先行指標も良好に推移しており、実需は引き続き強いモメンタムを維持しています。下段の北米ディマンドのトレンドチャートでは棒グラフが四半期ごとの売上を、折れ線が卸からヘルスケアプロバイダーへの出荷をミリグラムベースで示しておりますが、需要は引き続き堅調に推移していることがここからお分かりいただけるかと思います。しかし販売に関して出荷のタイミングによって大きく変わります。一方で、当四半期に関しても7月の値上げ前の一時的な出荷増加が売上に寄与しております。EMEAでも価格面のプレッシャーはあるものの、堅調な成長を維持しております。成人患者の継続的な増加をドライバーとした堅調な基礎需要に加え、一部の国における出荷タイミングも売上に影響しています。日本は専任の骨代謝領域担当者によるプロモーション強化の取り組み、および疾患認知向上の取り組みが新規患者の安定的な獲得に寄与しています。次は15ページです。こちらポテリジオです。第2四半期の売上収益はグローバル全体で前年同期比円貨ベース20%の増収となり、底堅い成長を続けています。北米における現地通貨ベースの売上はプラス15%と力強い成長となりました。これは機械学習およびAIを活用した患者同定の高度化の効果や、営業態勢強化が引き続き需要成長に寄与していることによるものです。一方で挑戦的な通期目標達成に向けてはさらなる営業力向上や需要創出が必要であるというふうに考えております。EMEAにおいては価格面のプレッシャーはあるものの数量面での成長を続けており、現地通貨ベースでプラス7%と堅調に推移しています。エビデンスに基づくコミュニケーションの推進および継続的な患者エンゲージメント施策に支えられ、ディマンドは底堅く推移する一方で、出荷のタイミングの後退による一時的な影響を受けました。次はコモジフティについてです。コモジフティは有効性・安全性プロファイルおよび使いやすさといった特徴を背景に、再発難治性のNPM1変異陽性AMLにおいて競争力のある治療選択肢としてのポジションを確立し、さらなる市場浸透の拡大を目指しております。発売以降、医師の皆様への処方が着実に広がり、新規患者数も伸びるなど継続的な勢いを維持しております。医療従事者の皆様へのメッセージも良好に受け止められており、オムニチャネルでの情報提供も効果的に機能しております。今後はエビデンスと使用実績の蓄積に加え、2026年中に発表予定しているデータを含む新規臨床データを適切に発信してまいります。損益につきましては、当第2四半期の販売費および一般管理費は9億円、税引前利益はマイナス20億円となりました。なお製品売上に関しましては今後公表されるクラオンコロジー社の第2四半期決算資料をご参照ください。以上でコマーシャルのアップデートを終わります。次はビジネスアップデートに移ります。次のスライドをお願いいたします。サンフォードで建設中のバイオ医薬品工場がFDAのプリチェックパイロットプログラムに選定されました。80件を超える応募から選定された7社のうちの1社であり大変名誉なことです。この試行プログラムでは通常の申請より前の段階からFDAが関与し、設備、品質の適合性を確認いたします。当社にとってはFDAとの早期対話を通じて製造準備に関する不確実性の低減と施設立ち上げの迅速化が期待されます。それでは最後のR&DアップデートについてCMOの鳥居よりご説明いたします。

鳥居

それではChief Medical Officerの鳥居よりR&Dアップデートを説明させていただきます。次のページをお願いします。開発パイプラインのニュースフローにつきまして、オレンジ色で示した前回決算から本日までの新たなニュースをご説明します。まずジフトメニブですけれども、急性骨髄性白血病AMLの1次治療を対象とした第3相試験COMET-017が進行中で、第1相試験COMET-007の結果の一部を本年6月の欧州血液学会で発表しました。このデータにつきましては後ほど説明します。また別のコホートデータについての論文をBlood誌にて発表いたしました。その他のパイプラインは試験実施中もしくは試験開始に向けて準備中です。KHK4951につきましては対象疾患名をガイドラインでの変更に伴い「滲出型」から「新生血管型」加齢黄斑変性に変更しました。またフェーズ2試験の結果につきまして開示スケジュールにつきましては今しばらくお待ちください。最後にKK2845ですけれども、対象疾患として再発難治AMLのほかにその他の血液腫瘍を追加しました。次のスライドお願いします。ここからは欧州血液学会で発表されたジフトメニブの第1相試験COMET-007の結果についてご説明します。今回発表しましたのは新規に診断されたAML患者さんを対象にジフトメニブを標準的な強力化学療法である7+3レジメンと併用した試験の結果です。99例が登録され、内訳はNPM1変異陽性が49例、KMT2A再構成が50例です。安全性についてはジフトメニブ投与による追加の骨髄抑制は限定的であり、管理可能な安全性プロファイルが示されました。有効性につきましてはCRコンポジットはNPM1変異で96%、KMT2A再構成で90%、MRD陰性率はそれぞれ85%、82%、12ヶ月の全生存率は94%および71%と良好な結果が得られました。これらは新規診断AMLを対象とした第3相臨床試験COMET-17試験を支持する結果であると考えております。次をお願いします。こちらは安全性の詳細になります。7+3レジメン併用における安全性プロファイルは7+3単独療法のものと同程度であり、新規あるいは想定外の有害事象は認められませんでした。好中球および血小板の回復までの期間も7+3単独と同等で、追加的な骨髄抑制は限定的と示唆されました。分化症候群はグレード3が4例で4%、グレード4は認められず、すべての事象は消失し3例は治療を継続しております。QTC延長はグレード3が3例、3%で、いずれもジフトメニブのとの関連性は認められずすべて消失し治療を継続されております。次をお願いします。続いて有効性の詳細になります。右上の表に記載の通り、複合完全寛解CRCは全体で93%を示し、その大半が血球の回復を伴うCRでした。またCRCを達成した方のMRD陰性率は全体で84%と高い水準にあり、MRD陰性化までの期間の中央値は全体で1.1ヶ月と速やかに深い奏効が得られております。左下はNPM1変異での全生存曲線で、観察期間中央値17.6ヶ月の時点で12ヶ月の全生存率は94%でした。7+3ベースのレジメンでは12ヶ月の全生存率が45から80%と報告されており、これと比較しても良好な結果が得られています。60日死亡率は2%で、90%にあたる44例が生存し試験を継続されており、深い分子学的奏効と良好な持続性が示されたと考えております。R&Dセクションは以上となります。

鳥居さん、ありがとうございました。以上をもちまして本日の決算説明会におけるプレゼンテーションパートを終了いたします。質疑応答の前に本日の内容を改めて当社のパーパスおよびビジョンに結びつけてお話しさせてください。第2四半期を通じて当社は堅調な財務業績を達成するとともに、各地域における力強い実行力に支えられグローバル戦略製品の成長を継続しました。また投資家の皆様にとって特に重要な関心事項、すなわちより強固なパイプラインの構築、持続的成長に向けた資本配分、AI・データのより効率的な活用、そして新しいシースイート体制のもとでの実行力強化について当社の取り組みをご説明いたしました。これらの優先事項に対する進捗に関しては今後の説明会でも引き続きご報告してまいります。本日ご説明した事業、コマーシャル及び研究開発に関するアップデートはいずれも当社が人々を笑顔にするというパーパスを果たしながら、患者さんと社会にライフチェンジングな価値を創出し届けていくための取り組みであることを示すものです。アクセス改善、製造態勢強化、有望なサイエンスの推進から2030年以降の持続的成長に必要な態勢構築に至るまで、当社はコミットメント・トゥ・ライフを具体的な進捗へとつなげていくことに引き続き注力してまいります。今後も皆様とともにその進捗を共有できることを楽しみにしております。それでは質疑応答に入ります。

Operator

それではこれより質疑応答に移りたいと思います。最初のご質問は、シティグループ証券 山口様です。よろしくお願いいたします。

山口

シティの山口です。聞こえますでしょうか。

Operator

はい、聞こえております。

山口

ありがとうございます。冒頭のところでご説明いただいたオペレーショナル・エクセレンスのお話なんですけれど、これ具体的な金額ですとか時期ですとか、そういったものは何かご開示いただけるものはございますでしょうか。これが1つ目です。

五十嵐

はい、山口さん、ご質問ありがとうございます。こちら調達の取り組みを今日一例として挙げましたが、すでに調達の効果が出てるものの、他の施策ですね、こちらの方も今新しいシースイートで議論しておりますので、今後、複数年にわたって、例えば2、3年ですとか、そこら辺にわたってどれぐらい効果が出るかっていうことを今色々プランして予算組みを行っているところです。ですので発表はまだしばらくお待ちいただいて、おそらく来年初めに発表できるかと思います。

山口

はい、来年初ですね。はい、ありがとうございます。あともう1つの4951についてお待ちくださいということではありましたが、待ってるわけなんですけれど、もうすぐフェーズ2も終わるはずですし、情報の出し方等々、もしトップラインを出して学会でその後提携でっていう話だったと思いますけれど、現状どこまで来てるのかとか、そういったものを少しで結構ですけどアップデートいただけるとありがたいです。

鳥居

はい、山口さん、質問ありがとうございます。弊社のポリシーとしましては学会の場合ですとアブストに申し込んで、それで採択された後に学会発表するという手続きになってますので、その学会の方からですね、採択された場合には改めて弊社の方からどの学会で発表しますということをリリースしますので、それまではお待ちいただければというふうに思います。

山口

ということは、学会の採択がポイントで、御社からトップライン出ましたという形では多分出ないだろうということですかね、4951は。

鳥居

そうですね、採択する前の段階で弊社からアナウンスすることはないです。

山口

あ、分かりました。で、その後出されれば当然提携含めてお話をしていくってことになるわけですね。

鳥居

はい、そこはまた状況に応じてどこまで開示するかっていうのは、また状況を見ながらアナウンスさせていただきたいと思います。

山口

はい、ありがとうございます。以上です。

Operator

ありがとうございました。続いてのご質問は、JPモルガン証券 若尾様です。よろしくお願いいたします。

若尾

ありがとうございます。JPモルガンの若尾です。私は1つ目は上期までの進捗と通期の見通しについて教えてください。計画通りというふうなハイライトのされ方だったと思うんですが、一方で為替のところは少なくともプラス、全体的に好調に見えるので、このまま進んでいけば通期計画のアップグレードというのは十分あり得るのかなと思ったんですが、この点いかがでしょうか。クリースビータに関しては7月の値上げの前の駆け込みみたいなのがあったということではあるとは思うんですけれども、ちょっとそこらを踏まえてもですね、どうなのかっていうところを教えてください。

五十嵐

はい、ありがとうございます。五十嵐です。まず上期についてですが、ご指摘の通り為替が予想よりも高くてこちらが貢献してることと、あとはプレゼン中に申し上げたロカの収益の一括認識、こちら約100億円ですね、こちらが影響をしております。で、通期のガイダンス自体はQ1でアップデートしましたので、今回はアップデートしてません。為替に関してなんですが、ご指摘の通りこのまま、ちょっと色々上下してますが、このままどういう動きをするかっていうのはちょっと読めないところがありますので、今の段階では150円で据え置きとさせていただいてます。一方でセンシティビティの方もプレゼンのアペンディクスの方につけております。そちらをご参照いただければと思います。

若尾

はい。なのでそのクリースビータの季節性みたいなのもあってもやっぱり上振れ基調という理解をすればいいということでしょうか。

五十嵐

もし為替が円安の方向でガイダンスの予想よりもそうであれば、上振れの要因となる可能性は、上振れの要因となります。

若尾

はい、分かりました。ありがとうございます。であともう1個はその最初のマリックさんの話のあったこの資本市場との対話ということでご説明いただいたんですけれど、今後この何て言うんですかね、進捗っていうのは何て言うんでしょう、その中1つずつ何か変化があればアップデートしていただくというような形になるんですか。そもそもその計数目標というのは変えてない中で、具体的な取り組みみたいなところはそこまで明確にはお示しいただいていなかったような気がするので、どっかのタイミングで計数目標、今2030年代半ば目指されているものに合わせた具体的な戦略っていうのをどっかのタイミングでまとめていただいて見せていただけると非常に助かるんですが、そういうお考えは今のところないんでしょうか。

ご質問ありがとうございます。Q1の決算の時にお話をしましたけれども、4つの今主要な柱に注力をしております。戦略的なプロダクトの成長、それからパイプラインの加速、そして資本を戦略的に配分するということ、それからオペレーション・エクセレンスの改善です。これらをもとに我々はこの4つに関してですね、具体的なアクションを設定していこうと思っております。これをですね、投資家の皆様に報告させていただこうというふうに思っておりまして、これが今まで発表しておりますKPIの数値目標にも関わってきます。今まではオペレーショナル・エクセレンスのスナップショットをご説明しました。年末に向けてですね、より詳細な説明をさせていただきます。

Operator

ありがとうございました。続いてのご質問は、UBS証券 関様です。よろしくお願いいたします。

関

ご説明ありがとうございました。UBSの関です。4951のフォローアップをお願いしたいんですけども、多分鳥居様とマリック様それぞれだと思うんですけども、フェーズ2試験日本はもうこれはすでに終了しているのでしょうかということと、そのプライマリエンドポイントがもう得られているのかということと、あともう1つは元々の提携で導出みたいな話、今日もスライドに確か後ろの方のアペンディクスにそんな言葉があったような気がするんですけども、38ページの上に「戦略的パートナリングアセット」っていう記載があるんですけども、導出交渉の方は何かアップデートとかそういったのって言っていただけるものはありますでしょうか。これが1点目です。

鳥居

では鳥居の方から回答しますけれども、トップラインが得られてるかどうかも含めてですね、これは非開示とさせていただきたいと思います。で、また導出云々に関してもですね、これはまた弊社の方ではあらゆる可能性、オプションを踏まえてこの薬剤の価値を最大化するためのあらゆるオプションを含めて検討しているという状況です。

関

はい、分かりました。あと2点目、これも鳥居様にお伺いしたいんですけども、TIM-3のADCですね、今回がん種、適応を拡大されたということで、ちょっとTIM-3なので多分安全性がちょっと色々怖いので慎重にやられていらっしゃるかというふうには思うのですけども、最初のこの適応での感触と言いますか、拡大されたということで何かそういった有効性・安全性の感触と何か示唆いただけるものはありますでしょうか。

鳥居

はい、ご質問ありがとうございます。今まだファースト・イン・ヒューマンの試験を始めたばかりですね、例数も限定ですので、今の段階で有効性・安全性に言及するのはまだ時期尚早かなというふうに考えておりますので、またデータがまとまった段階でまた弊社の方から発表させていただきますので、それまでお待ちいただければと思います。

関

ありがとうございました。以上です。

Operator

ありがとうございました。続いてのご質問は、ゴールドマン・サックス証券 上田様です。よろしくお願いいたします。

上田

ゴールドマン・サックス証券の上田でございます。私からはですね、1点目が販管費、研究開発費の見通しについて教えていただければと思います。研究開発費の方はですね、おそらくこのクォーターからロカチンリマブの分が減ったというところもあったのかなとは思いますけれども、この第2四半期のペースをベースに考えるとかなり計画に対しても進捗が低いと言いますか、下振れるような状況になるのかなと思いますけれども、こちら計画に対してどのように進捗しているのかというところと、一方で販管費の方はですね、比較的進捗も高いのかなとは思いますので、このあたり為替含めたところも織り込んで考えた場合に計画に対してどのように考えればいいのかというところを教えていただけますでしょうか。

五十嵐

はい、ご質問ありがとうございます。R&Dと販管費それぞれ説明させていただきたいと思います。R&D費用の方ですが、我々通期で年間で見込んでる数字には今のところ変更はございません。一方でご指摘の通りですね、Q1ではロカの研究開発費が入ってたのがQ2ではなくなってますので減っておりますと。で、前半と後半年のQ2、Year to dateとあと残りという方に関してはですね、ご指摘の通り下期に若干増加があるんですが、これはですね、ロカのR&D費用がなくなった一方で、R&Dコストには様々なコストが入ってますので、例えば開発費用だけではなく研究、リサーチの方の費用、あるいはCMCといったものが入ってますので、こちらを予想してこのような年間の見込みとなっております。販管費の方ですが、こちらは主に影響してるのは前半後半という意味で影響してるのは為替の方でして、やはり海外の販管費がかなり多いですので、こちらは為替の影響を受けてる状況です。以上になります。

上田

ありがとうございます。2点目が事業開発に対しての現在の考え方について教えていただければと思います。今回協和キリンエクイティストーリーという形で改めてアップデートもしていただいていますけれども、基本的にこちら従来から考え方としては変わりはないのかというところと、御社4951含めて大型化を目指す品目の中で重要なお試験控えているのかなと思いますけれども、このあたりの結果を踏まえてから行うのか、それとは別にですね、ロカチンリマブの開発の状況が変わったというところを踏まえて機動的にこのあたり行っていくのかというところを含めて現在の考え方を教えていただけますでしょうか。

ありがとうございます。まず事業開発に関してなんですけれども、我々のアプローチはクリアです。我々としてはライフチェンジングな価値をもたらすアセットを探しています。マーケットで真の価値を発揮できるようなもの、そして我々の注力エリアに一貫しているもの、そして我々のケイパビリティを今後例えばクリースビータやポテリジオなどとともに押し上げてくれるものを探しています。しかしながら急いでいるわけではありません。つまりディールをしたいからということではなくて、これらの基準を念頭に入れてアーリーステージ、それからレイトステージ、我々の主要な基準を満たすものを今見つけています。4951に関しては鳥居さんの方が十分ご説明してくださいました。まず重要なのはデータを見るということ、そして我々のオプションをオープンにしておくということです。この眼科というのは異なる治療領域であり、異なる投資のスケールとケイパビリティが必要であると考えております。これを念頭にアセットのプランを考えていきます。ありがとうございます。

上田

私から以上でございます。

Operator

ありがとうございました。続いてのご質問は、大和証券 橋口様です。よろしくお願いいたします。

橋口

橋口です。よろしくお願いします。最初の資本市場との対話から何を得てどう変わろうとされてるのかっていうことをちょっと確認させていただきたいんですけれども、対話から得たこととしてはこれまでされてきたことで間違ってないと、これを進めていけばいいんだっていうことの確信を得られたということであって、ビジネスへの取り組み方は変わらない、ただこれについて株式市場の、資本市場の関心が高いということを理解したのでより丁寧に説明していこうと思ってらっしゃる、つまり情報発信についてより強化するっていうところが変化っていうふうに理解したんですけど、これで合ってますでしょうか。

質問ありがとうございます。なぜですね、特に資本市場の声を聴いて見方を理解したいかと言いますとですね、今まで十分耳を傾けてこなかったという反省があるからです。やはり戦略を社内で検討する際に、すべてのステークホルダーの方々の声を聴くということが重要です。その1つが資本市場の皆様ということになるわけです。そのほかにも様々なステークホルダーの方の耳を傾けるということで戦略を検討してまいります。ですから何がその結果変わったかと言いますとですね、確実に申し上げられるのは経営陣の優先順位といたしましては非常に目線の合った形で資本市場と連携していくということが言えるわけであります。ですから今までの事業のやり方の変革ということに関しましてまず第1といたしまして、優先順位が資本市場のニーズだけでなく外部の環境などに目線の合った形で行うということになります。それから2番目に重要な点といたしましてはやはりクロスファンクションとして経営陣で経営を行っていくということです。過去におきましては経営陣がそれぞれの分野に焦点を当てているということですけれども、会社の価値と言いますのはやはりコラボレーション、クロスファンクションで部門間の協力があって初めて最大化できるものであります。ですから縦型のサイロではなく水平型にも連携していくということをより深めていくということになります。

橋口

よく分かりました。ありがとうございます。2点目がUSのクリースビータの在庫の状況なんですけれども、四半期ごとに売上の変動がとても大きくなっているように感じます。で、例年通り値上げ前の出荷が多かったっていうご説明がありましたが、その実需と出荷のギャップっていうのは例年と比べて大きいと見ているか小さいと見ているか、もしこの第2四半期の売上で前倒しで出荷された分がいくらぐらいあるかっていう数字をお持ちでしたらシェアいただけますとありがたいです。

質問ありがとうございます。非常に重要な質問かと思います。だからこそ私どもはこの点をハイライトして需要を見ているということになります。これが事業のモメンタムを測る物差しだからであります。過去1年か1年半の状況を見ますとスペシャルティファーマシーというのが、やはり資本の制約となっているわけであります。ですから前提といたしまして在庫に関しましての見方もかなり変えたわけであります。特にスペシャルティファーマというのが今までよりも在庫を非常に絞ってきているという状況であります。で、やはり在庫を増やしているというのは値上げ前の駆け込みということになります。ですからネットで考えますと最終的には需要のトレンドは見えてくるということになりますので、慎重にこのへんは見ていくということになるかと思います。

橋口

ありがとうございました。

Operator

ありがとうございました。それではご質問がないようですので、こちらをもちまして2026年12月期第2四半期決算に関するオンライン説明会を終了いたします。本日の説明会音声は当社ウェブサイトにてオンデマンド配信を予定しております。また質疑応答セッションも含むトランスクリプトも公開予定ですので、合わせてご確認ください。本日はご参加いただきまして誠にありがとうございました。今後とも協和キリンをよろしくお願いいたします。 The call concludes at this point with the operator's closing statement ("今後とも協和キリンをよろしくお願いいたします。")

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