OMRON Corporation

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Q1 FY2027 · Earnings Call TranscriptAugust 5, 2026

Operator

ご参加の皆様、大変長らくお待たせいたしました。ただいまより、オムロン株式会社2027年3月期第1四半期決算説明会を開催いたします。本日はプレゼンテーション資料に沿ってご説明いたします。資料はすでに弊社のホームページに掲載しておりますので、ダウンロードの上ご参加ください。また、決算短信やデータ集につきましても同様に掲載しておりますので、合わせてご活用ください。それでは本日の出席者をご紹介いたします。執行役員専務CFO兼グローバル戦略本部長、武田聖司でございます。

武田聖司

武田です。よろしくお願いいたします。

Operator

執行役員グローバル理財本部長、田茂井豊春でございます。

田茂井豊春

田茂井です。よろしくお願いいたします。

Operator

執行役員グローバル戦略本部経営戦略部長、鈴木康太郎でございます。

鈴木康太郎

鈴木です。よろしくお願いいたします。

Operator

申し遅れましたが、司会はIR部の山本が務めます。よろしくお願いいたします。続きまして本日のスケジュールです。まず初めにプレゼンテーションを行い、その後質疑応答に移ります。質疑応答では初めに投資家、アナリストの皆様からご質問をお受けしたのち、報道機関の皆様からのご質問をお受けいたします。すべてのプログラムの終了時刻は17時50分を予定しております。また、今回のWeb動画は質疑応答を含めて弊社のホームページ上に掲載いたします。あらかじめご了承ください。それでは始めます。武田さん、どうぞよろしくお願いいたします。

武田聖司

皆さん、こんにちは。CFO兼グローバル戦略本部長の武田です。本日は大変お忙しいところ、弊社の2027年3月期第1四半期決算説明会にご参加いただき、誠にありがとうございます。初めに、このたびの令和8年熊本地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げます。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。弊社事業につきましては、サプライチェーンの一部に影響はあるものの、重大な影響は確認しておりません。引き続き社員の安全を第一に、継続的な製品供給に努めてまいります。また、被災地の1日も早い復旧、復興に向け、弊社としての支援を最大限実施してまいります。それでは、決算の内容についてプレゼンテーション資料に沿ってご説明いたします。次のページをご覧ください。本日の発表内容は2点です。1点目は第1四半期実績です。全社実績は制御機器事業がグループ全体を牽引し、大幅な増収増益となりました。制御機器事業はAI関連の需要獲得に加え、顧客基盤の拡大が寄与し、大幅な増収増益を達成しました。また、ヘルスケア、データソリューション事業は営業、マーケティングの強化が寄与し、増収増益となりました。社会システム事業は事業ごとに濃淡はあるものの、売上、営業利益ともに前年並みとなりました。2点目は通期の業績見通しです。期初計画から売上、営業利益、当期純利益を上方修正いたします。特に制御機器事業では期初想定を上回る好調な事業環境を背景に、大幅な増収増益を見込んでいます。それでは本編の説明に入ります。5ページをご覧ください。初めに26年度1Q期間の実績です。表の中央、網掛け部分をご覧ください。売上高は制御機器事業が全社を牽引し、前年比+26.1%の2,099億円となりました。営業利益は売上拡大に伴う売上総利益の増加を主因に、+226%の189億円となりました。また、営業利益率も+5.5ポイントの9%と大幅に改善いたしました。当期純利益は営業利益の増加を主因に、前年比+131%の106億円となりました。続いてセグメント別の実績をご説明いたします。まず制御機器事業です。AI需要を背景とした半導体、二次電池投資の獲得に加え、顧客基盤の拡大が寄与し、売上高は前年比+37.2%の1,312億円となりました。その結果、営業利益は+101%の213億円と大幅な増益となりました。ヘルスケア事業です。血圧計事業において日本、中国、アジアを中心にオンラインチャネルでの販促施策が奏功し、売上高は前年比+16.7%の364億円となりました。営業利益は売上拡大が寄与し、+102%の24億円となりました。社会システム事業です。蓄電システム事業が低調に推移したものの、鉄道事業、マネジメントサービス事業が堅調に推移し、売上高、営業利益ともに前年並みとなりました。最後にデータソリューション事業です。JMDC社は営業力の強化、また医療データの拡充を進めたことで、製薬業界を中心に売上が拡大しました。データソリューション事業全体では売上高131億円、営業利益は3億円となり、増収増益を達成しました。次のページをご覧ください。こちらは営業利益を前年と比較したステップチャートです。左から順に説明いたします。まず売上増による売上総利益の増加です。制御機器事業を中心に売上が大幅に増加したことで、全社で132億円の利益増となりました。次に売上総利益率の改善です。部材価格上昇の影響を受けたものの、事業ミックスや製造固定比率の改善が進んだことで、全体では1億円の利益増となりました。次に固定費の増加です。計画通り注力事業を中心に成長投資を実行したことから、全社で49億円の利益減となりました。最後にその他費用です。前年の構造改革に関する一時的費用の解消に伴い、全社で7億円の利益増となりました。実績に関するご報告は以上です。続いて通期見通しについて説明いたします。9ページをご覧ください。まず2Q以降の事業環境認識です。制御機器事業をご覧ください。期初想定を上回る好調な事業環境を見込んでいます。後ほど詳細をご説明いたします。ヘルスケア事業です。期初想定通り、血圧計市場はグローバルで堅調に推移すると見ています。一方で中国市場は個人消費の低迷が継続しており、前年から横ばいで推移する見通しです。社会システム事業です。総じて堅調な事業環境が継続すると見込んでいます。一方、住宅向け再エネ市場では競合メーカーの価格攻勢により、期初想定と比べ競争環境が厳しくなると見ています。最後にデータソリューション事業です。期初想定通り、ヘルスビッグデータ事業を中心に堅調な事業環境が継続すると見ています。次に全社の業績見通しについてお伝えいたします。表の中央、網掛け部分をご覧ください。売上高8,800億円、売上総利益4,100億円、売上総利益率46.6%、営業利益800億円、当期純利益405億円です。売上高、営業利益、当期純利益を上方修正いたします。1Q実績と2Q以降の好調な事業環境を踏まえ、事業計画を見直しました。セグメント別のスライドにて詳しく説明いたします。まず制御機器事業です。売上高、営業利益ともに上方修正いたします。引き続き期初想定を上回る投資需要を獲得するとともに、顧客基盤の拡大を着実に進めていくことで、大幅な増収増益を見込んでいます。なお、同事業の見通しは現時点で調達の目処が立っている部材を前提としています。引き続き部材調達の強化を進め、旺盛な需要を着実に取り込んでいきます。次にヘルスケア事業です。為替影響を反映し、売上高、営業利益ともに上方修正いたします。オンラインチャネルでの販促強化や新商品の導入効果を織り込み、増収増益を見込んでいます。社会システム事業です。蓄電システム市場における競争環境、これの変化を踏まえ、売上高、営業利益ともに期初計画を見直しました。競合メーカーの価格攻勢が続く中、シェア拡大に向けた施策を着実に実行してまいります。データソリューション事業です。売上高、営業利益ともに期初計画から変更はございません。次のページをご覧ください。こちらは営業利益について期初計画と比較したステップチャートです。本スライドにて営業利益を上方修正した要因を説明いたします。まず売上増による売上総利益の増加です。制御機器事業の売上拡大により、全社で234億円の利益増を見込んでいます。次に売上総利益率の改善です。全社で15億円の利益増を見込んでいます。期初想定を上回る部材価格や物流費の上昇を、事業ミックスの改善や売価施策の効果により吸収する見込みです。次に固定費の増加です。売上連動経費の増加が主な要因です。期初計画通り成長投資を実行していくことで、来期以降の成長へとつなげてまいります。その他費用については期初計画から大きな変化はありません。次のスライドから制御機器事業について詳しく説明いたします。まず制御機器事業の事業環境認識です。半導体業界をご覧ください。引き続き生成AI需要を背景に先端半導体の設備投資がグローバルで拡大すると見ています。中国においても装置メーカーの投資拡大が継続する見通しです。また、AXIについてもデータセンター需要を背景に、引き続き設備投資が堅調に推移すると見ています。次にEV、二次電池業界です。EV向けの設備投資は一部のエリアやメーカーにて戦略投資を見込むものの、総じて横ばいに推移すると見ています。一方で二次電池の設備投資はデータセンター向けに高水準で継続する見通しです。次のページをご覧ください。受注水準の推移について説明いたします。1Q期間の受注水準はご覧の通り、昨年度4Qに引き続き大きく増加いたしました。その背景は大きく2点ございます。1点目はAI需要を背景とした設備投資、この需要の獲得です。先端半導体やデータセンター向けの二次電池投資に加え、AIサーバー向けの基板検査需要を取り込むことができています。2点目は顧客基盤の拡大です。新商品の拡充を進めるとともに、グローバル11万社のお客様との取引状況、これを可視化し、そのデータをもとに代理店様との提案活動を強化しています。こうした取り組みが幅広い業界での受注につながっています。次のページをご覧ください。このスライドでは1Qの成長を牽引した業界、そして商品について説明いたします。スライド左側をご覧ください。注力業界として定めている半導体、二次電池業界で高い成長を実現いたしました。また、売上の約8割を占めるその他業界においても、幅広いお客様の需要を捉え、2桁の成長を実現しています。スライド右側をご覧ください。商品別ではAXIが大きく伸長しています。データセンター需要の拡大を背景に、+257%と極めて高い成長を実現しました。また、24年度以降継続的に市場投入してきた新商品も、お客様から高いご評価をいただき、着実に売上が拡大しています。次のページでは注力業界での成長を支えるオムロンの競争力について説明をさせていただきます。半導体や二次電池業界で成長できているのは、市場の拡大だけが理由ではありません。高度化する製造現場の課題を解決できるアプリケーション創出力があるからこそ、需要を獲得できていると考えています。半導体業界では微細化、積層化が進むことで、高速、高精度、高品質を実現する製造技術への要求が年々高まっています。オムロンは長年にわたりお客様と共創を重ねることで、こうした課題を解決する独自の制御アプリケーションを数多く創出してきました。制御機器同士をソフトウェアですり合わせることにより、機器単体では実現できない高速、高精度な制御が可能となり、これが技術的な競争力につながっています。さらにスライド右側でお示ししている通り、前工程から後工程まで半導体製造プロセス全体で幅広い制御アプリケーションを提供しています。個々の工程だけでなく、製造プロセス全体で価値を提供できていることがオムロンの強みであり、お客様から高い評価と継続的な採用につながっています。今後も競争力のあるアプリケーションの創出を通じて、さらなる成長を実現してまいります。以上、2026年度通期見通しに関する説明でした。ここまでご説明した通り、1Qでは制御機器事業を中心に売上、利益とも力強い実績を示すことができました。ここからはこの成果につながっているグループの取り組みについてお話をさせていただきます。次のページをご覧ください。昨年11月に発表した2030年に向けた中期ロードマップでは、今一度原点に戻り、データサービスにつながるデバイス事業の競争力強化を最優先する方針をお示しいたしました。今回の実績は構造改革以降進めてきたこの取り組みが、着実に成果として現れ始めたものだと捉えています。デバイス事業の競争力強化は制御機器事業だけではなく、各事業における顧客基盤の拡大につながっています。次のページをご覧ください。まずバリュー、製品の強化です。構造改革以降、各事業においてエリアや市場ニーズを捉えた多くの新製品を市場に投入してきました。また、AI技術を取り入れた付加価値の高い製品、これらも順次リリースしています。そしてフロント、ここでは営業、マーケティングの強化を進めております。販売チャネルの強化に加え、データを活用したお客様ごとに最適な価値をより効率的に届ける仕組みを構築しております。これらの取り組みにより、既存顧客とのリレーションが強化され、また新規顧客の獲得が進み、顧客基盤の拡大につながっています。顧客基盤はオムロンの持続的な成長を支える土台です。今後もバリュー、フロントの両面から競争力を高め、顧客基盤をさらに拡大してまいります。最後に私から皆様へ一言お伝えさせていただきます。本日ご説明した通り、本年度からスタートしたSF 2nd Stageは力強いスタートを切ることができました。今回通期業績見通しを上方修正いたしましたが、決してこの水準で満足しているわけではございません。まずは調達をはじめとした供給力の強化を進め、お客様からいただいている旺盛な需要にしっかり応えてまいります。そして顧客基盤の拡大を追求するとともに、本日は詳細を申し上げませんでしたが、規律ある投資、これを徹底することでさらなる業績拡大を本年度狙っていきます。取り組むべき施策はすでに定め、実行に移しています。ぜひ今後の業績にご期待ください。以上で本日の発表を終了いたします。ご清聴ありがとうございました。

Operator

それではこれより質疑応答に移ります。まずは投資家、アナリストの皆様からご質問をお受けしたいと思います。ご質問のある方は挙手ボタンを押してください。電話でご参加されている方は、お手元の電話機のスターボタンと9番を押してください。どちらからもご質問をお受けいたします。ご質問いただく方は私から指名いたしますので、その際マイクミュートを解除の上ご発言ください。なお、多くの方にご質問いただきたく、お一人につきご質問は2問にとどめていただきますようお願いいたします。では、最初のご質問です。ゴールドマン・サックス証券の伊佐山様、聞こえていらっしゃいますでしょうか。

伊佐山

ありがとうございます。ゴールドマン・サックス証券、伊佐山でございます。私のマイク大丈夫でしょうか。

Operator

はい、聞こえております。

伊佐山

ありがとうございます。よろしくお願いいたします。武田さん、素晴らしい決算だったと思うんですが、ちょっとIABのところがですね、いい数字なだけにちゃんと聞いておきたいなというので、IABに関して1問目とさせてください。FA各社さんの中でも、多分IABの4割近い増収ってトップクラスだと思うので、すごくいいと思うのですが、これ先行発注とか二重発注とか、そういった懸念はあるのか、続くと思ってらっしゃるのかというのを伺わせてください。シンプルに1,300億の売上高×4よりも、ちょっと、まあ控えめな数字に通期のガイダンスに関してはなってらっしゃるので、何か想定してらっしゃるものがあったりするのか、それともコンサバなだけなのかを伺いたいです。その反対側というかですね、執行側ですね。営業利益率も16%と、過去のピークサイクルの時の利益率に戻ろうとしてるのがすごくいいお話だと思うんですが、ご計画上の利益率は13%と低い前提になってると思います。何度かお話もいただいてるんですが、調達のお話、あとはリードタイムが伸びて何か制約があったりするのか。ごめんなさい、これも他社さんとの比較で恐縮なんですけれど、この決算期、後社要因で基幹システムの問題がとかいうような会社さんとか、あとは調達部材がなくてネックがあるので売上が伸びなくてなんていうお話もあったりするので、貴社のこの前提が保守的なだけなのか、何か実際に問題が起こってるのかというのを改めて確認をさせていただきたい次第です。数字はすごくいいだけにですね、そこをちょっとチェックさせていただきたいなというのが質問の意図です。よろしくお願いいたします。

武田聖司

はい。伊佐山様、どうもありがとうございます。まず売上に関してでございます。第1クォーターの制御機器の売上が1,300億という数字で、これを5倍する、あ、4倍するとですね、5,200億じゃないかというようなことだと思うんですけども、この第1クォーター、ちょっと1つだけ特殊要因が入っております。欧州でですね、基幹システムの入れ替えを行うにあたって、6月に在庫を少し積みましたという理由が1つあるのと、あと国内等でですね、第2クォーターから値上げの計画をしております。そのため一部の代理店さんで駆け込みというか前倒しの購買が入ったということで、その分を差し引くと1,300億よりも実質的にはちょっと低いレベルにあるということで、年間計画を今回5,000億と今させていただいている次第でございます。で、2つ目は調達の状況に関して申し上げますと、決して楽ではないです。調達が楽ではないというのは事実です。非常に市場自体タイトになってまして、できる限り先行発注をし、必要な部材というのは現時点では確保はできています。それと加えまして、SAP基幹システムの日本国内の導入によってはですね、一部オペレーションでやはり混乱が生じたのは事実です。基幹システムは順調に動いてるんですけども、オペレーション手順が異なるということで混乱が生じて、一部お客様にご迷惑をかけたっていうケースも出てきております。これに関しましては、最大限オペレーションの見直しだったりシステムの改修をして、スムーズに第2クォーター以降流れるように全力で体制を整えているところでございます。総じて結論で言いますと、部材の高騰もしくはタイトな調達っていう状況も少し加味しながら、どちらかというとやや保守的に年間計画はまだ見てるとというふうにご理解いただいたらいいかと思います。以上でございます。

伊佐山

ありがとうございます。気になることがいくつもあったんですけれども、武田さん今おっしゃっていただいた欧州の、欧州のところはプラスの話、でも基幹システムで一部制約があってっていうのは引っ込みの方であったと思うんですが、値上げのお話もございますよね。これ年間で言ったら値上げ効果があるのに、今回の修正計画の価格効果のプラスってすごく限定的ですよね。こんなもんなんですか。

武田聖司

実際値上げ効果が発現してくるのが第2クォーターからになります。ですから第1クォーターでの値上げ発現、値上げ価格の上昇のインパクトっていうのは8億、9億だったと思うんですけども、それは昨年度第4クォーターに実施した中国の値上げ効果が一部入ってきてまして、その他のエリアは第2クォーターから入ってくると、こういう形になっております。年間数字で見ると大体90億ぐらい、うまくいくと100億程度のですね、値上げ効果が出てくるというふうに理解いただけたらと思います。

伊佐山

すごく恐縮ですが、今おっしゃっている数字を全部織り込んでるわけではないし、先ほどおっしゃったように保守的に一部残したっていうような、そういう意図というふうに理解していいでしょうか。

武田聖司

保守的、likelyっていう数字だとご理解ください。

伊佐山

よくわかりました。ありがとうございます。これだけ業績よくなってるので、IABで元々見てた時期よりはちょっとずれますけれど、過去のピークの利益とか利益率に、今年なのか来年なのかいつかわからないですけど、そこに行く道は思ってたより近くなったなとか、行けそうだなというような武田さんのご感触はあったりするんでしょうか。

武田聖司

はい、ありがとうございます。今回通期で発表しました制御機器事業IABの売上は、過去で見るとレコードハイなんですね。ただ営業利益は追いついてないと、こういうことなんです。一言で申しますと、ポイントはやっぱりGP率、部材価格の高騰を吸収するだけのGP率っていうのがまだできてないっていうこと。もう1つはやっぱりコスト上昇に伴って固定費ですね。ここの販管比率が全く過去とは違ってきてますので、ここをやはり最適化していかないと、営業利益面でのピークっていうのはまだ迎えられないなと思っております。ただ私個人としては、もう少し制御機器事業の営業利益のピークっていうのが後ろになるのかなっていう、実は感覚を持ってたんですけども、この実績を見てですね、それがやっぱり早まったという感覚を持ってるのは事実でございます。ただ気を緩めずに、投資効率をやっぱり上げていく、トップラインを上げていくっていうことで販管比率をやっぱり効率化していくってことにチャレンジしていきたいというふうに考えております。以上でございます。

伊佐山

よくわかりました。長くなりましてすいません。どうもありがとうございました。私から以上です。

Operator

はい。では次のご質問です。野村證券の前川様、聞こえていらっしゃいますでしょうか。

前川

野村證券の前川でございます。ご指名どうもありがとうございます。では、私も2問お願いいたします。10ページで示していただいているIABの受注についてお伺いできればと思ってまして、先ほど売上については一部駆け込み等々もあったというお話ありましたけど、受注に関してはそうした影響が出ているのかどうかですね。あとは4、5、6月、月次で見た時のこのトレンド等々がどうなっているのかというのをまず教えていただければと思います。お願いいたします。

武田聖司

はい、ありがとうございます。受注に関してはですね、注意深く我々も見ていまして、同時に代理店様の在庫状況も見てる状況でございます。それで申しますと、代理店様が前倒しで発注してるとか過度の在庫を抱え込もうとしている状況ではなく、要は市場でスムーズに流れる形での現在受注になってるということでございます。その中でですね、非常に高い受注レベルにあるというのは、やっぱり実需に基づいたものであるというふうな理解をしてますし、このトレンドがこの水準で今年度は続いていくだろうというふうには我々は見て取っております。以上でございます。

前川

数字でいくといかがでしょうか。動きとしてはですね。

武田聖司

あ、数字ですか?

前川

はい、そうです。なんでこんなことをお伺いしているかというと、7月が結構中国なんか季節性もあって高いので、少しその辺り凸凹してるかなと思うんですけど、まああくまで季節性の中の範囲なので、今おっしゃっていただいた通り継続性の話も聞きたかったんですけど、この水準が持続するというふうに、この月次の水準等々を見てても手応えを持っていらっしゃるということであれば大丈夫かなと思ってるんですけど、いかがでしょうか。

武田聖司

はい。ちょっと6月がですね、繰り返しますが、欧州での基幹システムのカットオーバーであったり、第2クォーターからの値上げ、国内を中心とした値上げの影響があって、少し高めに出たのは事実です。ですが、それを差し引いても今の水準より少し低い水準で年間受注っていうのは続くっていうふうに我々は見ております。以上でございます。

前川

はい、わかりました。ありがとうございます。あともう1つがですね、少し大きめな話になってしまうかもしれませんけど、今回情報修正されて非常にIABの数字も良いと思ってまして、まずその前提でもってお伺いしたいとこなんですけど、この3ヶ月間で結構業績の振れ幅っていうのが大きかったかなと思っています。過去もやはり業績変動比較的御社大きいように私自身ちょっと感じてまして、この数ヶ月間での環境変化が大きかったということなのかなとは思うんですけど、業績の数値をこう見定めていく上でですね、より正確に見定める上で、今回はちょっと上に出てるというところなんですけど、今回はそれだけ外部環境の変化が大きかったということなのかですね。数値をこう見ていくのってなかなか予想するのって正確には難しいと思うんですが、それだけ足元がこの数ヶ月間で変化したということなのか、社内的には分かってたんだけど気象では入れてませんでしたということ等であればいいのかなと思うんですけど、そうしたモニタリングについてですね、過去も含めて代理店さんのお話もいただきましたけど、工夫されている点等あれば、それも含めて教えていただきたいと思います。お願いいたします。

武田聖司

はい、ありがとうございます。我々も今の売上水準に関しては慎重に中で分析をしております。やはりAI関連需要で受注が想定以上だったっていう部分がございます。ただし我々の中ではですね、この全体の売上のAIに紐づく売上っていうのはIABの売上大体2割ぐらいというふうに見てるんですね。で、残りの8割が繰り返しますけども、やっぱり裾野の広い産業のお客様、我々顧客基盤と言ってますけども、そこの売上がやっぱり上がってきてるっていうのが大きなポイントになります。我々の構造改革以降ですね、やはりグローバルの代理店さん11万社を可視化して、必要な製品は何か、どのタイミングでどういうプライシングでお届けするかっていうのを、しっかりと各営業が代理店さんと話し込んでですね、商品を届けてるっていう活動を地道に続けております。昨年度後半から続けてるんですけども、やはりこの効果が大きくこの第1クォーター出てきてるっていうのが手応え感のあるところでございまして、申し上げたいのはAI需要ではやはりボラタイルは少し起こってくることは今後も思うんですけども、基盤となるところが我々は強くなった。逆に言えばコロナのアフターコロナの時に少しやっぱり傷んだところの回復が図れてきているというところで、力強い成長っていうのが今後見通せるんじゃないかと、こういうふうに我々は手応えを感じてるところでございます。以上でございます。

前川

はい、よくわかりました。どうもありがとうございます。

Operator

はい。では次のご質問です。BofA証券の堀田様、聞こえていらっしゃいますでしょうか。

堀田

あ、はい。聞こえております。音声の方大丈夫でしょうか。

Operator

はい、聞こえております。よろしくお願いいたします。

堀田

あ、はい、ありがとうございます。ええとですね、私もちょっとIABの収益性のところについてお伺いさせてください。で、1つは、この1Qの売上を見た時に、AXIの売上比率と言いますか、これぐらい、これがちょっとどの程度あったのかっていうのを教えてください。で、伺ってる理由としましては、AXIのその収益性というのが、まあちょっと低いというふうに理解しておりまして、で、まあそこが、まあちょっと出荷すると、まあ少しミクスチャー的にネガティブっていうようなお話もあったかと思います。ただ、まあ今回の業績見てると、まあそういうこともあんまないのかなっていうふうにちょっと受け止めたので、まあちょっと改めてですね、ちょっと今AXIが売上、あと受注でどの規模、で、そのプロダクトミックス的にはそこはちょっと改めてどういうふうに考えればいいのかっていう、まずここを教えてください。

武田聖司

はい、ありがとうございます。まずですね、大変申し訳ないんですけども、AXI自体の売上っていうのは非開示でございまして、実額っていうのをお示しはできないっていうのはちょっとご理解いただきたいと思います。ただ、全体のIABの売上で言いますと、そんなに大きなポーションではないという、まずご理解いただきたいですし、GP率、売上総利益率も他の製品に比べると低いんですけども、他の製品が非常に高いので、このAXI自体がですね、例えば30だとか40だとかそういうものではないっていうのも感覚的にご理解いただきたいというふうに思っております。で、ただ、この基板検査装置、特にX線を使った基板検査装置っていうのは、半導体、先端半導体の多層化する工程に非常に有益なものでして、グローバルで採用いただいてるということで、そこが大きく牽引してるっていうのは事実でございます。少し曖昧な答えでございますが、ご理解いただけたというふうに思います。

堀田

あ、はい。よく分かりました。ありがとうございます。で、あと2点目で、確か今年度55億円ほどの、その何だろう、リストラクチャリング費用と言いますかがIAB側であるかと思いますけれども、これって1Qってどの程度出たのか出てないのかっていうのを教えていただきたいのと、で、これはその2Q以降ちょっとどういう風に出てるのかっていうのをまずちょっと教えていただけますか。

田茂井豊春

はい。それではこちらの質問については田茂井の方から回答させていただきます。IABの収益化あるいは構造改革に向けてですね、伴う一時的費用なんですけども、元々計画では下期に会計的には費用がかかる予定ですので、今のところ計画通り進んでます。ということですので、1Q期間はほとんどもう発生してないっていうふうにご認識いただければなというふうに思っております。

堀田

わかりました。するとまあ下期の利益率のガイダンス、ちょっと弱くなってるっていうのもこういう費用も上期下期で出てくるっていう、これもファクターとしてあるっていうことですかね。

田茂井豊春

はい、そのようにご認識いただければなというふうに思っております。

堀田

はい、わかりました。私の方から以上です。どうもありがとうございます。

Operator

はい。では次のご質問です。シティグループ証券の井上様、聞こえていらっしゃいますでしょうか。

井上

あ、もしもし。聞こえますでしょうか。シティ証券の井上です。

Operator

はい、聞こえております。よろしくお願いいたします。

井上

はい、ありがとうございます。私からも2問お願いいたします。まず1つ目が、先ほどから言及いただいている少し一過性的な要素の定量的な把握をさせていただきたいです。この1Qでその値上げ国内中心に発表されたところに対する駆け込みによる売上の前倒し需要みたいなところの、売上受注への影響がどれくらいだったのか、もし可能であれば教えていただきたいです。また、国内の基幹システムの入れ替えによるオペレーションの混乱ってところも言及いただいたと思うんですけど、これが営業利益、損益のところにどれくらいこう影響したのかってところについて合わせてお伺いできますでしょうか。

武田聖司

はい、ありがとうございます。前倒し分の感度なんですけども、第1クォーター、第1クォーターの受注分の約10%未満ぐらいはそのような売上の感度があるというふうに、まあご理解いただけたらいいかなと。売上というか受注のですね、受注に対しての10%弱ぐらいがそういうものが入ってるとご理解いただきたいと思います。あとすいません、ちょっと2つ目のご質問、ちょっと聞き逃したんでもう一度お願いします。申し訳ございません。

井上

あ、すいません。国内の基幹システムの入れ替えに伴う生産、あ、ごめんなさい、生産でなくオペレーションの混乱というところがどういった影響があったのか、定量的にもしあればお伺いしたいです。

武田聖司

はい。ちょっと定量的なインパクトというのは申し上げられないんですけども、実際ですね、ご理解いただきたいのが全く物が出なかったとかですね、完全にシステムが止まったとかそういうものでは全くございません。やはり我々の製品と部品点、製品点数が多いので、お客様に出荷する時に仕分けをしたりですね、細かく分けて出していかなきゃいけないみたいなところがどうしても最後残っています。で、それがやっぱり標準的なプロセスでは実現することができないケースがありまして、そういう部分でお客様に納期であったり、そういった面でですね、ご迷惑をおかけしてるっていう状況が出ました。何回も言いますけども、物が出せてないっていうことじゃなくて、納期に少し時間がかかってしまったであったり、お待たせしてしまってると、いうことであるということのご理解をいただきたいと思います。第2クォーターにかけてですね、オペレーションのプロセスの見直し、もしくはシステム上の改修っていうのをかけ合わせていきますので、混乱ができるだけ少なくなるよう、お客様に迷惑かけないように努力しているという最中でございます。以上でございます。

井上

あ、ありがとうございます。すいません、確認でごめんなさい。先ほど冒頭おっしゃってた受注における前倒し分というところ言及いただいたんですけど、これ売上でも同じぐらいっていう認識でよろしいでしょうか。

武田聖司

売上は、売上はもう少し金額的には小さいですね。はい。

井上

5%強とかそういったレベルでしょうか。

武田聖司

第1クォーターのIABの売上が1,300だから、そうですね。5、6%っていうイメージで持っていただけたらいいと思います。はい。

井上

ありがとうございます。基幹システムのところについても、これはビジネスで言うとIABだけでしょうか。それとも全社的に影響が出たんでしょうか。

武田聖司

結論で言いますと、IABの国内でございます。

井上

なるほど。はい。わかりました。ありがとうございます。あと2点目お伺いしたいのが、これも期初の計画に対する変化、新しく修正いただいた計画の前提について確認をさせていただきたいんですけれども、期初の計画の時、中東情勢の影響による物流とか、あと原材料費の悪化の影響、30億円減益要因で織り込まれていらっしゃったと思うんですけども、ここに対して1Qの実績がどうだったのかというところと、改めてこの修正後の計画ではどういった前提にされているのかについてお伺いできますでしょうか。

武田聖司

はい。ありがとうございます。まずですね、今回中東情勢および部材の高騰に関してのインパクトの見直しを行いまして、全て通期の計画に織り込んでおります。具体的な金額はちょっと申し上げられないんですけども、我々が想定した以上のやっぱりインパクトがありまして、特に部材の高騰ですね。そこの部分に関しましては全てこの第1クォーターに織り込んだと、あ、ごめんなさい、通期の見通しに織り込んでいるという状況であることをご理解いただきたいと思います。イメージ的には年間通じてトータルで考えてた金額よりもプラスで50億ぐらいはインパクトがあると、当初30億ぐらいの計画で見たんですけども、プラス40、50億ぐらいのインパクト、高騰のインパクトがあるということで、それも全部織り込んだ形での通期の計画になっております。

井上

ありがとうございます。ごめんなさい、これも補足でごめんなさい。想定に対して40、50億インパクトが大きくなりそうなのに対しては、先ほど値上げの話もあったんですけど、値上げで結構打ち返せる前提、値上げの部分についても見直しをされて積み増されてるっていう状況でしょうか。それともコストだけ増えてる状況なんでしょうか。

武田聖司

それは第2クォーターの値上げ効果として発現してきますので、そこで吸収する部分が1つ。で、2つ目が売上が上がってるので製造固定費が、固定比率が改善してます。その部分で十分に吸収できる範囲、グロスマージンですね、であるということをお伝えしておきたいと思います。以上でございます。

井上

あ、承知いたしました。私から以上です。ありがとうございました。

Operator

はい。では次のご質問です。大和証券の大賀様、聞こえていらっしゃいますでしょうか。

大賀

本日ありがとうございました。大和証券の大賀です。私も質問2点お願いします。まず1点目がIABの収益性についてちょっと確認させてください。1クォーター、先ほどちょっとそのERPの導入の混乱とかもあった中でこれぐらいの利益率が出て、さらに2クォーターから値上げ効果が出るということを踏まえますと、なんか利益率、この16.2%ってまだ上がってる段階で、もう一段こう2クォーター以降上がるような印象を受けたんですけども、それで正しいのかどうかというのを確認したいのと、先ほど調達力強化というお話が出ましたので、こういった調達力強化と生産能力強化に向けてどういったことをやっているのか、ここについても合わせてお伺いできませんでしょうか。お願いいたします。

武田聖司

はい、ありがとうございます。我々まず第2クォーター以降のトップラインですけども、先ほどの一時的なもの、一時的な前倒しの売上があったり、季節性を考えた場合にですね、第2クォーター以降、特に第2クォーター、第3クォーターというのは前提として第1クォーターよりもトップラインが少し落ちてくるだろうという前提に置いております。で、そういう中で、先ほどの質問があったように構造改革費用の一時費用なんかが出てくるというような観点から、OPマージンは今よりももう少し下がってくるだろうという前提に置いてるというのが1つございます。そういう関係でですね、OPマージンが第1クォーターより上がっていかないように見えていくというのが今の我々の前提の中で作ってると、いうふうにご理解をいただきたいと思います。ですから、逆に言えばですね、トップライン第2クォーター以降どこまで伸ばしていけるかっていうのがOPマージン改善のポイントになるというのが1つでございます。で、2つ目の生産能力に関しまして言うと、調達という部分で言いますと、これは弊社だけじゃなくて多分FAメーカーすべてがですね、いろんな部材の調達には非常に戦略的にやられてる部分になってるというふうに理解してます。で、我々もですね、調達の難しさで部材を仕分けしまして、調達が難しいものは在庫を厚めに持つ、発注をたくさんかけていくっていう区分にしたりとか、協力会社さんの幅を広げるっていうアクションであったり、あと設変対応もしてですね、代替部材で物が出せるようなアクションを強化してるところでございます。できるだけですね、受けた受注に対してお客様に早く届けるということをモットーに今アクションを強化してると、いう段階でございます。以上でございます。

大賀

ありがとうございます。補足で、本当に3、4年前の時は御社の方が結構部材不足の影響が大きくてシェアを取られたりとかそういうことがあったと思うんですけども、そういったとこの反省が生かされるのか、生かされてるのかどうかというところと、逆に今結構供給できてるの御社の方なんじゃないかなと思ってて、ここがプラスでシェアが上がってきてるっていう話も出てないのか、結構代理店のスズデンさんとか7月見ててもかなり好調でしたので、何か失速する感じないような気がするんですけども、ちょっとここも合わせてお伺いできませんでしょうか。補足でお願いします。

武田聖司

はい。まず繰り返しますけども、今日お示ししたIABの通期の売上というのは、基本的には部材としては確保してる売上なんですね。で、こっからどんだけやっぱり上げていけるかっていうのは、今交渉している納期待ちの部材がどのタイミングで入っていくかってことで、トップラインをさらに上げていけるんじゃないかなというふうに考えております。

大賀

わかりました。ありがとうございます。2点目がJMDCの減損リスクについてちょっと確認させてください。以前、JMDCこれぐらいの株価に下がった時にですね、減損とか出してたと思うんですけども、今後そういった心配は必要ないのかどうかですね、ここをちょっと最後確認させてください。お願いいたします。

田茂井豊春

それでは田茂井の方から回答させていただきます。JMDCの株価ですね、今回復基調にあるんですけども、いまだ戻りきってない状況でして、もし現状の株価が継続するのであれば減損リスクというのはまず含んでいるというふうにご理解いただければなというふうに思います。ただですね、1Q業績におきましてJMDCですね、非常に製薬業界向けの強いデマンドがありまして、ここを取ってるということで、期初想定より力強く大きく上振れしてきてるというところがあるということと、現時点でデータアナリスト、すいません、アナリストのコンセンサスも上回ってきてるという状況であるということと、あとはコンセンサスも下がってないという状況が踏まえますと、JMDCの本源的価値っていうのは前回減損した時よりもですね、下がってないという見立てでですね、第1クォーターにおいては減損なしということで我々は判断をしております。もちろん今後につきましては、JMDCしっかりと業績で成果を示していくということと、またIR等々を通じましてですね、JMDCの価値を訴求していくことでですね、今後は強化をしていきたいというふうに考えております。会計処理につきましては会計基準に則ってですね、粛々とやっていくというところで、現状のまだJMDC減損に対する位置づけということでご理解いただければなというふうに思っております。私からの回答以上になります。

大賀

ありがとうございました。

Operator

はい。それでは次のご質問です。みずほ証券の田中様、聞こえていらっしゃいますでしょうか。

田中

はい。ご説明ありがとうございました。みずほ証券田中です。じゃあ私も2問をお願いします。1つ目は、IABの地域別の成長率の格差についてもちょっとご解説をお願いします。アジアと中国がものすごい強い伸びになってる一方で、日本とか米州がまああんまり伸びてないように映るんですけれども、これは単純にその御社の強い地域、顧客、製品の需要に対応した結果なのか、一部長納期化しちゃった影響とかが日本と北米で大きかったからなのか、この地域別の伸び率格差の要因をご解説いただきたいのと、業種別の見通しはお話しあったんですけれども、2Q以降の地域別の需要見通しについても合わせて教えてください。

武田聖司

はい。田中さん、ありがとうございます。まず第1クォーターですね、おっしゃる通りアジア、中国というところでの地域売上がIAB高くなっております。で、アジアに関しましては、特にやっぱり韓国ですね。半導体需要を取った韓国での伸びが大きくなってるっていうことと、やっぱり半導体関係でやっぱりマレーシア、シンガポール等での売上が上がってきてるっていうのがまずアジアでございます。で、中国は従来から申し上げている通り、先端半導体の投資っていうのが継続して強く続いてますので、これは継続したものであるというふうにご理解ください。アメリカに関しましては、計画上第2クォーターから成長、売上がですね、伸びていくっていう、元々の予算上ではそういう計画になっておりますし、今見てますとアメリカでのやっぱり半導体の需要も受託として取ってますので、アメリカなんかは第2クォーター、第3クォーターあたりをご注目いただければというふうに思っております。で、国内に関しましては、半導体装置メーカー様への売上っていうのは上がってきてるということと、まあもう一歩でやっぱり自動車がまだまだ戻りきってないっていう中で、あのような売上の今構造になってるというふうな状態であるというのはご理解いただきたいと思います。ただ、その中でも繰り返し申し上げますが、工作機械メーカー様だとか裾野の広いところにやっぱり地道に着実にやっぱり我々はインストールしていくってことができてますので、伸び率で言うと国内っていうのが大きく跳ねないのかもしれませんが、着実にそこも売上を伸ばしていく自信ありますので、そこも第2クォーター以降少し注目いただきたいなというふうに思っております。以上でございます。

田中

よくわかりました。2点目が中国での競争環境についてなんですけれども、AXIとか二次電池向けとか強い分野で伸ばせてるからなんだとは思いますけれども、中国の成長率が業界よりも強いように映るんですけれども、これはその新製品投入効果とかもあって、その対INOVANCE等々でもちょっとシェアを挽回できてるような手応えがあるのか、中国でのこうシェアのトレンドをどう把握されてるのかも教えてください。

武田聖司

はい、ありがとうございます。まず中国で伸ばせてる業界というのが、全体のご説明もしましたが半導体と二次電池ですね。で、ここは何度も申し上げますが、オムロンが非常に強いソリューション力を持っている、アプリケーションを持っているということで、ここはローカルメーカーさんに対してですね、やっぱり入り込めてるというのは非常に強いです。リピートオーダーも非常に強いというのが1つあります。でもう1つはですね、実はそれと同等それ以上に、当然中国もその裾野の広い産業がございます。工作機械だったり、もので言うと食品だったりガラスを作ったりとあるんですけども、そこに対しての実売上っていうのは結構なポーションオムロン中国で持っております。で、そこに対してもやはり製品力を強化してしっかりお届けできている、で、そこの産業が実は中国意外に伸びているっていうところで我々は中国を大きく伸ばせてるっていうふうにご理解いただきたいと思います。やはり半導体と二次電池だけが注目されがちな中国ですけども、その他業界の伝統的な産業のとこですね、そこでもまあINOVANCEと互角に戦って商品を納めていくことができているっていうのはお伝えしておきたいというふうに思います。以上でございます。

田中

そうすると、デジタルにはないかもしれませんけれども、少しシェアの状況も巻き返せる手応えが出てきてる感じなんでしょうか。

武田聖司

あ、そうですね。おっしゃる通りです。今後ですね、下期にかけても中国向けの中国ローカルに勝てるコスト、品質を保ったローカルでの製品というのも投入していきますので、よりシェアを取っていくチャレンジをしていける準備ができたというふうに理解しております。

田中

あ、よくわかりました。ありがとうございました。

Operator

はい。では次のご質問です。モルガン・スタンレーMUFG証券の庄様、聞こえていらっしゃいますでしょうか。

庄

はい。モルガン・スタンレー証券の庄でございます。聞こえますでしょうか。

Operator

はい、聞こえております。よろしくお願いいたします。

庄

はい、よろしくお願いします。私から2点簡単に確認したいんですが、まず1点目はミックス改善のところなんですけど、今回通期計画も上方修正されてまして、で、ミックスのところも多分17億円ぐらい引き上げられたので、こちらはもしかして多分IABきちんと伸びてるので、ミックスがきちんと改善していると思いますが、例えばIAB事業の中で見ますと、ミックスの改善の兆しとかこの辺何かの変化がありますでしょうか。これは1点目です。

武田聖司

はい、ご質問ありがとうございます。全社で言いますと、当然IABの事業のポーションが大きくなったので、事業全体のミックスでのGP率が改善したというのが1つですね。もう1つIABの中で言うと、やはりPLC、PLCは非常に粗利の高い製品でございまして、ここの売上が伸びてきてるっていうことでのIABの中でも商品ミックスですね、これによってダブルでGP率が全社で改善してると、いうふうにご理解いただけたと思います。以上です。

庄

なるほど。すいません。以前なんか中国国内でソリューションビジネスがもし結構拡大すれば粗利益率のところ、ミックスもきちんと改善できるという話がありますが、足元多分中国でも二次電池関連とか半導体あたりの多分ソリューションビジネスもちょっと増えてると思いますが、そうしましたら何かミックス改善の変化とかがありますでしょうか。

武田聖司

はい、ありがとうございます。おっしゃる通り半導体、二次電池の製造工程においては、やはりコントローラーが中心に入っていって、そこにいろんなコンポが繋がるんですけども、それをソフトウェアで繋げてソリューションで売るっていうビジネスが中国は非常にアドバンテージがあります。ですから、そこの売上が伸びてるということでやはり中国でのGP率改善っていうのは進んでると、いうふうにご理解いただいたらいいと思います。以上です。

庄

なるほど。ありがとうございます。あとすいません、もう1点、IABの受注の話なんですが、先ほど1Q受注の中に一過性的なものも入ってますので、かつ多分これから季節性で考えると、第2四半期以降は少し多分1Qよりもちょっと落ち込むという感じなんですが、すいません、もうちょっと長い目で見ますと期末に向けて受注がこれからもう一段回復できそうなカタリストとか、期待できる要素とか何かありますでしょうか。

武田聖司

はい、ありがとうございます。受注はですね、何度も申しますけども、下がっていくというよりも、その第1クォーター、特に6月での一時的な受注にはちょっと特殊要因が入ってるので、それが剥がれ、剥がれたというかなくなって、7月以降ですね、堅調な受注がずっと年間通じて続いていくという、そういう理解をいただきたいというふうに思います。あとは我々の生産能力とかお客様への納期っていうものを見ていくと、大体毎年のトレンドで第3クォーターが少し1番低くなって、第4クォーターからまた売上としては上がっていくっていう、そういう状況になりますので、イメージとしたら2Q、3Qにかけて少しダウントレンドでありますけども、4Qで、もう一度大きく伸びていくっていう、そんなイメージで今回通期IAB 5,000億の売上イメージを作ってると、いうふうにご理解いただいたらいいと思います。

庄

よく理解できました。ありがとうございました。

Operator

はい。それではお時間となりましたので、投資家・アナリストの方向けの質疑応答を終了させていただきます。本日はご参加いただき誠にありがとうございました。なお、説明会終了後、ご参加の皆様にはアンケートフォームを送信いたしますので、ぜひご協力をお願いいたします。なお、この後報道機関の皆様との質疑応答を行います。報道機関の皆様はお残りください。投資家・アナリストの皆様も引き続きご視聴いただけます。