MinebeaMitsumi Inc.

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Q1 FY2027 · Earnings Call TranscriptAugust 5, 2026

Operator

それでは定刻になりましたので、始めさせていただきます。本日はミネベアミツミ株式会社2027年3月期第1四半期決算説明会にご参加いただき、誠にありがとうございます。まず初めに注意事項を申し上げます。本日の説明は当社ウェブサイトに掲載いたしましたプレゼンテーション資料で行います。お手元にご用意いただくか、投影いたします資料をご覧ください。財務諸表の詳細につきましては、ウェブサイトに掲載しております決算短信、財務補足資料をご参照ください。本日の説明会は質疑応答も含めて後日のウェブサイトでの配信のために録画しております。あらかじめご了承ください。それでは本日の当社の出席者をご紹介申し上げます。本日の当社の出席者は代表取締役会長CEO貝沼由久でございます。

貝沼由久

貝沼です。よろしくお願いします。

Operator

取締役社長執行役員COO & CFO吉田勝彦でございます。

吉田勝彦

よろしくお願いします。

Operator

事業執行役経理財務・経営管理部門長片岡祐介でございます。

片岡祐介

よろしくお願いします。

Operator

どうぞよろしくお願い申し上げます。本日の終了時間は午後6時半を予定しております。まず初めに吉田より決算概要をご説明し、次に貝沼より本日のポイントなどについてご説明申し上げます。その後、質疑応答に移ります。それでは吉田社長、お願いいたします。

吉田勝彦

はい。吉田でございます。2027年3月期第1四半期の連結業績につきましてご説明申し上げます。2027年3月期第1四半期の連結業績は、売上高は前年同期比で16.3%増、前四半期比1.3%減の4,266億円となりました。営業利益は前年同期比で50.9%増、前四半期比で7%減の263億円となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同期比で95.6%増、前四半期比で56.7%減の213億円となりました。なお、2026年3月期第4四半期の親会社の所有者に帰属する四半期利益には、保有金融資産の公正価値測定による特殊要因が含まれております。売上高、営業利益ともに、営業利益ともに1Qとしては過去最高という結果になりました。第1四半期の為替の影響は売上高で前年同期比プラス335億円、前四半期比プラス59億円、営業利益は前年同期比プラス8億円、前四半期比でプラス19億円となりました。こちらは第1四半期の売上高、営業利益の実績につきまして5月の決算発表時の業績予想からの差異についてセグメント別にお示ししたものになります。売上高においては、PTは主にデータセンター向けのベアリングや航空機向け製品が好調で想定を上回りました。MLSはHDD向けモーターやデータセンター向けのファンモーターを中心に堅調に推移いたしまして、想定を上回りました。SEは主に機構部品、半導体で想定を上回りました。ASは車載デバイス、産業機器部品を中心に想定を上回りました。営業利益においては、PTはベアリングや航空機向け製品が好調でございまして、売上、想定を上回りました。MLSはHDD向けモーターが堅調に推移し、想定を上回りました。SEは光デバイス、半導体を中心に堅調に推移し、想定を上回りました。ASについては自動車業界の減速の影響や欧州における構造改革費用の計上等により想定を下回りました。売上高、営業利益、営業利益率の四半期ごとの推移でございます。第1四半期の営業利益率は6.2%となりました。これは前年同期比では1.4ポイントの上昇、前四半期比では0.3ポイントの減少となりました。こちらはプレシジョンテクノロジーセグメントの四半期ごとの推移でございます。第1四半期の売上高は820億円、前年、前四半期から5.4%の増加となりました。ボールベアリングの売上高は532億円、前四半期比で5.3%の増加となりました。外販数量は月平均で3億1,000万個、前四半期比では8%の増加となりました。データセンター向けファンモーター用途を中心に好調に推移いたしました。航空宇宙の売上高は204億円となり、前四半期比で7.2%の増加となりました。これにはセグメント変更に伴いMLSから移管しました航空機と大型加工製品が含まれております。PMCの売上高は84億円となり、前四半期比で2.2%の増加となりました。営業利益ですが、当四半期は191億円、営業利益率は23.3%となりました。前四半期比では営業利益は14億円の増加、営業利益率では0.5ポイントの上昇となりました。こちらはモーターライティング&センシングセグメントの四半期ごとの推移でございます。売上高は1,245億円となり、前四半期比で0.4%増となりました。製品別ではモーターは960億円と前四半期比で4.7%増となりました。エレクトロデバイスでは190億円、前四半期比3.5%増となりました。センシングデバイスの売上高は95億円となり、前四半期比で10.5%減となりました。営業利益は76億円、営業利益率は6.1%となりました。前四半期比では営業利益は13億円の増加、営業利益率は1ポイントの増加となりました。セミコンダクタ&エレクトロニクスセグメントの四半期ごとの推移でございます。売上高は1,342億円と前四半期比1.6%の減少でした。これは主に光デバイスの減収によるものです。営業利益は60億円となり、営業利益率は4.5%となりました。前四半期比では営業利益は2億円の減少、営業利益率は横ばいとなりました。アクセスソリューションセグメントの四半期ごとの推移でございます。売上高は845億円、前四半期比で8.7%の減少となりました。営業利益は1億円、営業利益率は0.1%となりました。前四半期比では営業利益は66億円の減少、営業利益率で7.1ポイントの減少となりました。欧州や中国における自動車業界の減速による影響が見られたことに加えて、構造改、構造改革費用の計上があったことによるものでございます。このスライドは親会社の所有者に帰属する四半期利益の推移を棒グラフで、1株当たりの四半期利益の推移を折れ線グラフで表しております。四半期利益は213億円、1株当たりでは53.03円となりました。なお、2026年3月期第4四半期は特殊要因252億円を計上しています。続きまして棚卸資産の四半期ごとの推移です。第1四半期末は4,325億円でした。3ヶ月前の3,913億円と比べると416億円の増加となりました。これは為替影響に加えて、2Q、セカンドクォーター以降の、に見込まれる販売増加のための必要な在庫を戦略的に積み上げたことなどによります。キャッシュフローの推移です。左側の棒グラフが営業キャッシュフロー、右側の棒グラフが投資キャッシュフロー、折れ線グラフがフリーキャッシュフローを示しています。M&A支出などの一過性要因を除いた場合のフリーキャッシュフローである調整後フリーキャッシュフローを赤でお示ししてございます。2027年3月期のフリーキャッシュフローに関しては、現時点ではM&Aの取得費用は含めてございません。ROICの推移でございます。左側の折れ線グラフの年次、年次推移、右側の折れ線グラフで四半期での推移をお示ししております。下期にかけて利益率の改善が進み、ROICも通期では改善を見込んでおります。2027年3月期の通期業績予想につきましては、5月に発表いたしました予想から売上高、営業利益を据え置いた、据え置きといたしました。なお、第1四半期の親会社の所有、所有者に帰属する四半期利益には保有金融資産からの分配金が含まれており、それを加味して当期、当期利益予想を上方修正してございます。2クォーター以降の為替レートは1ドル155円を想定しています。こちらは各事業セグメント別の予想でございます。以上で私からのご説明を終わります。

Operator

それでは貝沼会長、お願いいたします。

貝沼由久

はい。それでは私の方からご説明を申し上げます。本日のポイントというふうなスライドになっております。お読みいただければよろしいんですけれども、売上高、営業利益ともにですね、第1四半期にしましてはですね、5年ぶりの過去最高益を更新したと、過去最高を更新したということでございます。この中にはですね、ASのアクセスソリューション事業のですね、ドイツの構造改革費用、これが約20億円入っておりますので、これ無かりせばプラス20いったということでございまして、そこが大きなポイント、素晴らしいスタートを切ることができたということでございます。次のページをお願いします。今、ご説明がありましたけれども、売上高1兆6,900億円、営業利益1,200億円の計画達成に向けて極めて好調なスタートが切れたということで、当期利益は830億から40億、情報修正をいたしましてですね、870億にしたと。金融資産のですね、特殊要因ということでございますので、事業からというわけではないということでございます。はい。それでは事業に入ってまいります。まずはPTでございます。大変ですね、ベアリング、それからロッドエンド、PMC、すべてですね、ひと言で言いますと、絶好調だというふうに言っていいのかなというふうに思います。ベアリングの生産および外販数量はですね、四半期ベースで見ても過去最高を更新するということでございまして、今、終わったばっかりの7月ですね。7月のベアリングの生産、3億7,800万個ということで、4億個に非常に近づいてまいっております。これに伴いまして販売の方もですね、これは内販も入れてですけれども、3億7,400万個ということで、ほぼ均衡した数字になってきていると。これも単月ベースで言いますとですね、過去最高ということになっております。いろんな方々から価格を値上げしたらどうだというお話を承っております。私どもの方から参入障壁をやはり高くキープするためには、我々の供給力と価格というのは非常に重要だというお話をしておりますけれども、これは自然の摂理でですね、徐々に価格はやはり上昇傾向を示していくだろうということを予測しております。このPTの営業利益ですね。前期は622億円ということで着地をしております。現在の我々の予想は700億円ということですが、この1Qの実績を見ていただくと191億円ということで、これ4倍すると764億円になりますんで、非常に強いということだと思います。今のところですね、このPT事業はもう万全と言っていいかもしれません。あとはその5つの成長分野プラスワンが何かこけるとかですね、特殊な要因が出てくれば別ですけれども、ここは安心して見ておいていいのかなというふうに思います。はい。その次はMLSでございます。実はここもですね、非常に好調でございまして、これはここにも書いてありますけど、モーター関係は非常にいいんですね。今年こそ間違いなく300億円の営業利益をモーターだけで超えていくということでございまして、中でも特にいいのがやはりファンモーターですね。これは高付加価値のファンモーターがAIサーバー等の需要でですね、大変売れ出しているということ。それに加えまして、ここにも書いてあるようなですね、エネルギー関連のファンモーターですね、こういうものも出てきていると。そしてハードディスクのスピンドルモーターもですね、我々増産投資をやりましたけれども、ここへ来ましてまた増産のお話をいただいておりますので、ここはですね、このエレクトロデバイス、この2番に書いてありますですね、バッテリープロテクションモジュール、BPMですね、これの活況と相まってですね、非常にいいというのが現状。そして将来を見渡しますとですね、この3番目のセンシング、これロボティクスが今一番ホットなアプリケーションになっておりまして、薄膜動センサーというものがですね、今、54個でしたかね、あるロボットにはそれだけご注文をいただいておりまして、こういうセンサーが今後ロボットの数がどんどん増えていけばですね、当然増えていくということでございます。ここは前期がですね、269億円の営業利益で今期は310億円ということでございますが、私からしますとここもですね、極めて保守的な数字になっているんだろうというふうに申し上げていいのではないかと思います。次にSEでございます。ここはですね、光デバイスと機構部品という、我々でいうサブコアビジネスがございますが、半導体の価格上昇ということが顕著でございまして、このコンシューマープロダクトについてはやっぱり価格が最終的には上がっていくのではないかと。そうなると需要というかですね、出荷数量が少し落ちていくのか、この辺をですね、注視する必要があるというふうに思っております。ただ、我々の光デバイスの旧モデルから新モデル、今移行しておりますけれども、この立ち上げはですね、一昨年前は大変な苦労をしまして皆様にご迷惑をおかけしました。それでシェアも落ちました。しかしながら今年は非常にですね、立ち上げがスムーズでございまして、想定以上に順調に立ち上がっていると言っていいのかなというふうに思います。ここがですね、予定通りの数字を達成するかどうかというのは、やはりこういうところとですね、あとは半導体の頑張りということなんですが、とにかくこの今期中にですね、この滋賀工場の単月黒字化、これを達成することによってコミットメントは達成できるのかなというふうに今のところは思っております。次にアクセスソリューションズでございます。この写真に出ておりますのはですね、BMWのX5がつい最近販売が開始されることになりまして、お披露目があったということで、今までウィングハンドルと呼んでましたけれども、正式名称はウィングレットということに呼ばれるようになったということでございます。順次これがですね、展開していくということで、これは我々のセンサーですね、それからモーター、コネクター、それから半導体、こういうものが全部一体としてですね、このウィングレットを構成してるわけで、フラッシュハンドルの色々中国での規制というのが話題になっておりますが、我々はこういうその新しい、我々しかできないようなこの八本槍をですね、総合相合わせた製品、こういう本物を開発してお客様に提供していくんだということでございます。ただ、そうは言ってもですね、この一般論としてのこの自動車業界というのは非常に部分部分で厳しい感じがしております。ことにはですね、中国ですね。これは非常に土砂降り状態。それからヨーロッパもどちらかというと土砂降り状態。日本はお客様によって凸凹がございますが、我々もこの辺ちょっと影響を受けていると。ところがですね、やはりこれ8事業部あるんですね、この中で。それがですね、例えばこの中のですね、米州、それからアジア・太平洋、それからあと車載、それから産業機械ですね。こういうところは非常に好調でございまして、ですから凸凹入り繰りはあるんですけれども、それプラスですね、我々の場合2輪があるんですよね。ですからいつも申し上げてるようにいろんなものをやることによって、我々はそのいろんな変動に対応するんだと。これは明確な我々の企業戦略としてやってきておりまして、その中でも同じ1つの事業の中でもですね、お客様も違う、地域も違うということでですね、しかも車両だけではなくて産業機器の分、これはトラクターとかそういうことですよね、そっちの方も、それから2輪もやってるということで、当社自体がこのレジリエンスというか、いろんなその外部環境、ネガティブな外部環境に耐えていく、これの1つの大きな事業としてのですね、代表に今このアクセスソリューションというのはなってるかなというふうに思います。このクォーターは20億のですね、特殊要因でマイナスがありましたけども、なんとかプラスになってるという理由は、まさにこのレジリエンス的な、そのいろんなものをやっているというものがやっぱりカバーしていく。そして、これからもですね、ここは別に減益修正しませんから、やはり今の目標をコミットしていくということで、これからあと3四半期、事業を継続していく所存でございます。はい。その次。これはもう皆様、もう今日はご説明申し上げません。我々の八本槍とですね、5つの成長分野の関係を表しているスライドでございます。はい。その次をお願いします。AIサーバーなんですけれども、この写真を今回ご覧に入れておりますのは、AIサーバーイコールファンモーターみたいなイメージがございますんですが、水冷になったらどうなんだ、液冷になったらどうなんだみたいな話もありますけれども、ここに写真出てますですね、この漏水センサー、ポンプモーター、ステッピングモーター、これ液冷水冷対策というか、そういうものについて我々が納められるまた新たな製品だということなんですね。液冷水冷でも空冷はなくなりませんから、当然ファンモーターもある。あるいは大型化していく、あるいは高性能化していく、あるいは静寂性をもっと要求される。こういう色々な、そのハイスペックなファンモーター、これにはハイスペックなベアリングも当然必要なんですけども、やはりハイスペックなモーター技術が必要だということで、やはり我々はこのファンモーター、私、入社した時からやってますから、もう30数年やってるんですけども、非常にこう何て言うんですかね、いろんな今までのノウハウが蓄積されているところでございまして、非常に期待が持てると。それから先ほど申し上げたようにハードディスクの方もですね、また増産傾向にあるということでございまして、しばらくの間はこのAIサーバーが足元を牽引していくんだろうというふうに思います。ただ、これがある程度息がついても、あるいは電気だとか半導体の問題である程度その数量が思ったようにならなくても、次の手、その次の手がありますということで次のページをお願いしたいんですが、我々が期待するのはやはりヒューマノイドロボットだということでございます。ここもですね、いろんなことを、いろんなものをですね、お客様に供給すべく、ここではちょっと一部だけお出ししておりますけども、まだまだ出していくものが、もう当然のことながら電源のモジュールとかですね、それからいわゆる充電関係のところとかですね、ここにでてないものもまだまだたくさんここにはあるんですね。それでCES 2026年、今年のCESに出して大反響を得たハンドもですね、今は3社とですね、共同開発が始まりました。これお客様ですね。大手のロボット、産業用も含めまして、いろんな意味でのロボットのメーカー様と我々の協業が始まっているということで、ハンドビジネスが将来我々の事業として成り立つかもしれないというところまで来ております。今年もですね、CESには改良型、実は昨日一昨日、私、見ましたけれども、今開発中でございまして、かなりコンパクトになって、いろんなその動作がですね、今度はできるということでございますので、多分間違いなく今年のCESでも話題になるのではないかというふうに思います。それとあとセンサーおよびベアリングですね。ここは間違いなくこれからヒューマノイドで出ていく。これはテスラさんも100万台とか言っておられるので、それ終わったらこの次が200万台、300万台というようなものすごい数をお作りになる、そういうお話も聞いておりますので、我々のこういうような高性能な部品がですね、今後間違いなく出ていくということでございまして、先ほど申し上げたようにAIサーバーがある程度のところで一息ついたとしてもですね、次の矢があるということの代表だというふうに思います。それから今日は特筆するのはその次のですね、航空宇宙ということでどんなもの作ってんだと、ちょっとお馴染みではない、少し大きめのものがいろいろ出てくるわけですけども、これはミネベアミツミ本体というよりはですね、ヨーロッパの子会社、ドイツの子会社ですね。マイオニックというのはもう昔からこの衛星のですね、ベアリングを得意とする、ところで無潤滑で、この絶対温度のところでですね、きっちり動くという特殊なベアリング技術を持っておりますし、あとセロベアというですね、基本的にはセラミックを使うベアリング、これもですね、非常に強い引き合いを今いただいておりますので、将来本当に1時間に1本衛星が打ち上げられる時代が来るのかどうか分かりませんけれども、話の話としてはそういう話もあるということで、ここはまだ先が見えませんが、そのヒューマノイドロボットのその次の先の矢としてですね、こういうものもあると。今日は特別に用意してませんけれども、完全自動運転とかニューモビリティもですね、当然我々の成長を後押ししていくだろうというふうに思います。それで最後のページでございますけれど、配当はこのようにさせていただくということで、私からのご説明を終了させていただきます。ありがとうございました。

Operator

次に質疑応答に移ります。ご質問は機関投資家、アナリストの方々からに限らせていただきます。ご質問がございます方は画面の挙手ボタンを押してください。順番に指名させていただきますので、お名前を呼ばれましたらご質問ください。ご指名した方のアカウントに発言権が付与されますので、ミュート解除をご選択の上、ご発言をお願いいたします。ご質問は1問ずつお願いいたします。最初の質問がございます。ゴールドマン・サックス証券高山様、どうぞよろしくお願いいたします。

高山

どうもありがとうございます。よろしくお願いします。2つお願いします。最初に貝沼さんの方からベアリングの値上げとかの考え方で自然の摂理で上昇傾向を示してくっていう表現がありまして、ちょっとこのニュアンスをお伺いさせてください。実際今どういう風な話がお客さんとの中で行われてて、そういう中で実際いい価格で決まるってこともあるっていう意味合いだと思うんですけど、でも値上げっていうすごい強い表現はされなかったので、どういう状況で、例えば収益的にどれくらいこうプラスになりうる話なのか、ちょっとそのあたりを詳しく教えてください。それが1つ目です。

貝沼由久

はい。じゃあ1つずつでお願いします。今の話はですね、私としては正式にこれで値上げバーンとしますということではなくて、今現場で何が起こっているのかと言いますと、やはり我々のコンペティターも含めましてですね、かなりやっぱりパンパンになってきているというふうに思います。そこでやっぱりベアリングが足りなくなってるお客様からの声掛けというのがですね、ここへ来てチラホラありました。それまでは非常にアロケーションが厳しくてですね、我々のところにはある一定のシェアでお取引をしていたんですが、それを上げたいというお話とかですね。そういうところには、これ先ほど自然の摂理と申し上げましたけれども、やはりその我々の既存のお客様はきちっと確保しつつ、いろんなことをしながらアロケーションをそういうお客様に増やしていく過程の中で、当然他のベアリングと同じ価格でお願いしますということは言えないということになってきますから、じゃあアディショナルな部分はこういうことにしていただけませんかという話がですね、もう現場では始まっております。ですからそういう意味のニュアンスでございまして、我々は従来からずっと買っていただいて、我々を第1ベンダーにしておられるところは、ずっと大切にですね、お付き合いを続けていくというふうに思っておりますけれども、緊急でですね、やはりそのキャパがということになると、やはり私どもが一番そのキャパシティを持ってますんで、そういうふうにご理解いただければいいのかなと思います。

高山

なるほど。何か用途とか、もしくはその使われるお客先の特長というのはありますでしょうか。そういう話があるのは。

貝沼由久

ですからですね、一番売れてるようなところというふうに認識していただければいいのかなと思います。

高山

ああ、ファンとかIT系、データセンター系、そういったところですか。

貝沼由久

はい。

高山

分かりました。あと2つ目にアクセスソリューションのところで、すいません、ちょっと確認で元々1Qに17億ぐらいの特殊、リストラ、構造改革費用ってのがあって、今回のこの20億強っていうのはその話なのか、それとも新たに織り込んだものなのかっていう確認と、あと年間は減益、減益修正しないっていう強い表現がありましたので、その挽回としてどういう効果が逆に期初比で出てくるのか。1Qは確かに期初でおっしゃってた20億より下振れた計画という風にスライドに最初の方にありましたので、その挽回っていうのはどこでどうするのかっていう考え方を教えてください。よろしくお願いします。

吉田勝彦

はい。えっとですね、まず下振れてるのはですね、元々あの構造改革費用っていうのはガイダンスには織り込んでおりましたので、そういう意味ではその特殊要因で下振れてるわけではなくて、先ほど貝沼の説明の中にありましたけど、中国、ヨーロッパの状況が想定より悪いということの中で下振れていっております。で、ご説明の中で17億という風に過去ご説明しておったのはですね、リストラ費用と、それがこれ費用の話で、で、それからそれに伴って拠点売却を考えていたんですけど、それが5億ぐらい入っておりました。で、その拠点売却の時期が少しずれているので、その費用側だけが想定より、17億より多く入っていってると、いうことで、22億という説明をさせていただいてますけども、それが1Qの特殊要因っていう意味では含まれているという状態になってます。で、その資産売却のところはですね、いわゆるテクニカルな問題なので、今期の中のどっかでそれはクローズしていくということなので、期ずれになっていくということで、通期で見れば過去と変わらないというようなことでございます。

貝沼由久

はい。それとあと、今ここで現役の修正をしないというご質問が残ってると思うんですけども、これはですね、やはりその先ほどのウィングハンドルを代表とする新しいものが立ち上がっておりますので、これが一定の利益をもう1、2ヶ月するとですね、きちっと出してくる。それでこのプログラムがどんどん増えていけばですね、当然出てくる量が増えていくわけでございまして、後半に対してはそういうものもよくなっていくということですね。それとあと先ほどの凸凹の話をちょっとさせていただきましたけれども、ある日系メーカーさんが悪いと、ある日系メーカーさんがいいとかですね。それからその先ほどの中国だとか、それからヨーロッパとかが悪くてもですね、アメリカとか、それから他のものがいいとか、産業機械がいいとかですね。やっぱりこういうその凸凹がやっぱり今回も発生しそうだということで、ボコだけじゃ困るんですけど、デコがあるので、我々とするとこの計画は十分達成ができるだろうというのが今の見立てでございます。

高山

なるほど。そうしますと、他のセグメントが軒並み上振れて、特にPTですが、で、アクセスソリューションが計画線でもし挽回できるのであれば、上方修正しても良かったのかなと思うんですが、やっぱりちょっとこのタイミングっていうのは、アクセスソリューションの挽回をもうちょっと見たいっていう、そういう何て言うかな、判断があったってことなんですかね。

貝沼由久

ていうよりは、正直申し上げると、今までは1Qで上振れるとその分だけ情報修正をしてたんですけど、たまたま一昨年ぐらいに1回外してものすごく怒られたんですよね。それで情報修正するタイミングは、もしするとしてですよ、後ろ倒しがいいなというふうに思っておりますので、今回ぜひ保守的にこのようにさせていただいたことをご理解いただければ、何が起こるか分からないというのはもうその通りなんで、そういう風にさせていただければなという風に思っております。

高山

なるほど。よく分かりました。ありがとうございました。

Operator

繰り返し申し上げます。ご質問がある方はお手元の挙手ボタンを押してください。次の質問に参りたいと思います。みずほ証券五島様、どうぞよろしくお願いいたします。

五島

はい。聞こえますでしょうか。みずほの五島でございます。

Operator

はい。聞こえております。

五島

はい。ご説明ありがとうございました。SEセグメントの3つのサブセグメントの、今期から来期に向けての方向性について、今一度アップデートをしていただけないでしょうか。先ほども触れていただきましたけれども、この1クォーターでの状況を見た上で、来期に向けての御社としての自信度と言いますか、目線というところでの変化があれば、アップデートをいただければという風に思います。お願いします。

吉田勝彦

はい。ありがとうございます。まず半導体につきましては、足元アナログ分野は非常に堅調に進んでまして、パワーにつきましては少し苦しんできてるというところはご案内の通りで、それの原因の1つの1つが滋賀の稼働損が大きいということでございまして、その滋賀が今期中には損益分岐点を超えていくという風になってございまして、来期はですね、そういう稼動側の問題解消と、それから従来様々な取り組みをしてきたトップラインの回復、あるいは伸長、それとパワーの領域におきましても一定の回復が見られて、底を打って様々な新規の商談というのが進捗しておりますので、そういうことからですね、来期以降については半導体事業は大きく回復していけると、いうようなこと。これ中計でお示ししている数字に対してオン・トラックで進んでいけるんじゃないのかなという風に思っております。一方で光デバイスあるいは機構部品につきましては、様々な改善施策をとり、その成果が様々なところに出てきてはいるんですけども、来期に向けてのポジションという意味では、従来と変わらずですね、保守的な数字、それを心の中に織り込んでもう少し様子を見ていきたいというようなところでございます。

五島

はい。分かりました。あと次の問なんですけれども、HDDに関連する部材におきまして、その価格是正と言いますか、お客様の利益の状況を考えると、少しこう交渉の余地があるのかなという風に感じたりもするのですけれども、そう言う可能性については如何でしょうか。

貝沼由久

まあ、まだお願いしてないんで何とも言えないんですけど、一応契約上はですね、色んな取り決めというものがございまして、我々としてはその範囲でですね、例えば価格、部品の価格高騰分だとか、そういうものをお客様に請求しているというのは実態としてはございますが、価格自体をですね、今値上げするというのはやっておりません。非常ににお客様がご好調でいらっしゃることはですね、我々もパブリックインフォメーションを拝見してよく存じ上げておりますけれども、特にそのアクションは今していないというのが実情ですね。はい。

五島

はい。分かりました。はい。

Operator

繰り返し申し上げます。ご質問がある方はお手元の挙手ボタンを押してください。次の質問に参りたいと思います。岡三証券西村様、どうぞよろしくお願いいたします。

西村

岡三証券の西村と申します。本日は質問の機会をいただきましてありがとうございます。ご説明もありがとうございます。それでは2点お願いいたします。AI関連のところでございますけれども、22ページのところで、この3ヶ月間、そのAI関連の需要というのはさらに強まっている状況でございますけれども、計画の22%に対して今期のAI関連の売上の拡大について今どういう状況で進捗をしてらっしゃるかというところについて教えてください。あと合わせまして、ここに書いてらっしゃる水冷システム関連の引き合いが本格化されているというところを、具体的にどのぐらいですね、業績貢献を今後見込めるのかどうかというところについて教えてください。

吉田勝彦

はい。まず空冷ファンにつきましては、足元で非常に強いボールベアリング、あるいはファンモーターの受注をいただいておりまして、それが先ほど貝沼がご説明しましたベアリングの外販数の伸びの主要ドライバーになってございまして、この傾向は続いていくという風に思っております。で、それに対して水冷絡みのいろんな新しいデバイスですね、そのバルブであるとかポンプであるとか、あるいは漏水センサー等は、これ新しい世代のGPUが導入されるのが1つのきっかけっていうか、そのタイミングになりまして、それに合わせて様々な液冷ユニットとか、そういう開発が進んでいらっしゃると思いますので、そのタイミングに合わせてそれぞれの新しい引き合いが出ていくっていうようなことで、少し中身が違っているというようなところでございます。で、後者の液冷絡みのところについては、今のガイダンスの中にはですね、まだ十分に織り込めてないもんですから、今後こういうものが現実のビジネス、商売と繋がってくると思いますので、その辺りはしっかり見えた段階で、もう少し具体的な上振れ余地って言うんですかね、その貢献の度合いっていうのはお示しさせていただきたいなということで、商談自体は相当程度進んでおりまして、ただ、その今の数字の中には含めてないと、あまり含めてないというようなことでございます。

西村

どうもありがとうございます。1つフォローアップで、そうしますと、AIサーバー関連全体で言うと、期初の計画確認に対しては少しいい状況で進んでいらっしゃるっていうことでよろしかったでしょうか。

吉田勝彦

そうですね。はい。特にPTとそれからクーリングファン、ここのところがですね、想定よりずっといいということで、そのことのマグニチュード、例えばベアリングの操業益みたいなものが出てきてると思いますので、そういう意味では非常にポジティブな印象あるいは手応えを得ております。

西村

どうもありがとうございます。あと2点目なんですけれども、外部環境いろいろ変化している中で、いろいろなコストが上昇していらっしゃると思いますが、そういったコストをどういう風にカバーされてこういった堅調な業績を出していらっしゃるかというところについて今一度お伺いできますでしょうか。コストアップがさらにあったとしても、外部環境のいろいろな向かい風があったとしても、基本的にいろいろなアジリティもやっていらっしゃいますし、あとそういった外部環境の対応も進めていらっしゃいますので、あまり影響なくしっかり業績を出していけると、今後もそういった方向性ということでよろしいでしょうか。

貝沼由久

はい。当然のことながら生産性改善、これはもうずっとやってきております。その中に省人化というのをやっておりまして、できるだけその搬送などのですね、あんまり価値を生まないそういうプロセスを、できるだけ自動化をしていくということを、ずっとやってきております。その効果も一定程度出てきているという風に考えていいのかなという風に思っております。それから本当に大きいもん小さいもん色々あるんですけれども、やはりこの前も先週カンボジア行ってですね、若いマネージャーたちに感謝されたんですけど、今、ソーラーパネルで100%カンボジアはカーボンニュートラルなんですけども、そこで上がってくる利益ですね、これについては各工場に還元しろという風に言ってまして、毎月そういうものが還元されるようになってきていると。それが割と大きなですね、電気を使えば使うような部署、例えばプレスだとかですね、そういう機械を動かすとこですね、これは結構なリファンドというか、そういうのも出てきたりですね、こういう話も一方であり増すし、もちろんお客様に転嫁する、値上げをお願いする、こういうのもやってますし、もう様々な努力の積み重ねだと思います。その中で営業利益率を本当に少しずつなんですけども着実に上げていく。それでハイマージンのものをもっと腰を入れてやっていく。これ社内にかなり浸透してきておりますのと、それからやはり今回は今までものと違ってB to Cではなく、どちらかというとB to B製品をお客様がお作りになってると。価格よりも早く持ってこいと、価格よりももっと効率のいいものを持ってこいと、こういうその話が強いので、今までのようにですね、もう売り値が決まってて、はい、その中であなたたちのシェアできる分はこれだけだよというのとは、これちょっと違う雰囲気がですね、やっぱりしてますね。はい。

西村

はい。よく分かりました。どうもありがとうございました。

Operator

次のご質問に参りたいと思います。UBS証券平田様、どうぞよろしくお願いいたします。

平田

UBS証券の平田でございます。本日はありがとうございます。私から1点目はですね、SEセグメントの半導体のところでございまして、先ほどアナログは好調で、少しパワーが課題があるというご解説だったんですけど、もう少し中身でそれぞれどういったことが起きているかということをご解説いただけないでしょうか。また、業界的にはアナログ、パワー、かなり今アップサイクルになってきていると思いますので、そんな中で少しパワーが出遅れている背景ですとか、あとはここに置けるこの価格の戦略、業界的にも値上げの話も出てるかと思いますので、この辺り御社のお考えと、今後の見通しについてお願いいたします。

貝沼由久

ちょうどですね、このプレゼンをやる前に、いつも上席執行役員会議というのが決算発表日にございますんでですね、そこで私の方からも指示したんですけども、やはり半導体の価格調整というのは、やっぱりやっていかないといけないと思います。殊にアナログ半導体で当社がある一定の力があるところ、これはですね、やはり価格調整をお願いするということを先ほど指示をしたところでございます。一方でパワーはなぜ弱いのかと言いますとですね、やはり正直言って実力不足的なところも含めましてですね、EV用のパワー半導体の力が、きっかけはあるお客様のプログラムが全てキャンセルになったっていうところが一番大きな原因だという風に思いますが、じゃあそれを乗り越えて次のお客様に行けるという、そこの製品競争力っていうのがまだ正直言って思ったレベルに行ってないのかなと、いう風に私は考えております。じゃあこれからどうするんだと言って今一生懸命やってるのが、FinSICというSiC系の新しいものと、それから今までのアナログ半導体的なところで電源回りのアナログ半導体だとか、その新しい我々としてはもうEVだったものがですね、他のところにちょっと目を向けながら、その拡販を測っていく、こういうところになるのかなという風に思います。

平田

ありがとうございます。2点目はちょっとサブコアビジネスに入る光デバイスに関してなんですけども、先ほど冒頭のご説明で当社想定よりも結構好調だというご紹介がございました。何かこの期初から見て、通期で御社から見た需要にアップサイドが出てきているのかですとか、マーケットシェアですね、この辺りも何か変化があれば、御社から見た変化があればお願いできないでしょうか。

貝沼由久

基本的にはマーケットシェアが変わってきてるんだという認識は正直言ってありません。私がご報告申し上げたのは、その旧モデルから新モデルへの切り替え、ラインの切り替えが、一昨年度は非常に上手く行かずにですね、ちょっと後塵を配してしまったと、いうことは今年はありませんと。むしろ自分たちの計画よりも先にですね、いろんなラインコンバージョンが上手く行っておりますということをお話しして、そこが全てだという風に思っております。あとはですから本当に量がどのくらい出るのか、その最終価格がですね、半導体の値上げ等も含めてどのくらいで新機種が出ていくのか、それに対するマーケットリアクションはどうなのかというところを見極めていく方が重要なんだろうという風に思います。

平田

大変よく分かりました。ありがとうございました。

Operator

繰り返し申し上げます。ご質問がある方はお手元の挙手ボタンを押してください。 次のご質問に参りたいと思います。東洋証券嶋崎様、どうぞよろしくお願いいたします。

嶋崎

東洋証券の嶋崎です。聞こえますでしょうか。

Operator

はい。聞こえております。

嶋崎

はい。本日ありがとうございました。いつも頂戴してるですね、ボールベアリングの月次のデータをいただけませんでしょうか。直近3ヶ月と、あと今後見えてる月次の予想をいただけませんでしょうか。

吉田勝彦

はい。まず生産側、26年の4月からの実績でいきますと、100万個単位で3億2,200万、322、4月ですね。5月356、それから6月が3億4,000万、7月が3億7,800万、378、8月が389、9月が363というのが今の状況でございます。外販がですね、4月の実績から350、370、357、これが6月で、7月がこれ実績ですけど374、354、361がこれが直近の見込み。内販がですね、4月から46、53、47、7月が51、8月51、51というのが今の足元の最新の状況です。

貝沼由久

今のあれだよね、販売でしょう。外販じゃなくて。販売がそれで、そのうち内販がその数だっていうこと。

吉田勝彦

ごめんなさい。失礼しました。一番最初に申し上げたのは内外販合計で、すいません。なんで外販だけ引けばいいんですけど、304、317、310、これが第1クォーター、4、5、6です。それから7月が323、303、310でございます。

嶋崎

ありがとうございます。

Operator

繰り返し申し上げます。ご質問がある方はお手元の挙手ボタンを押してください。 それでは以上で質疑応答を終了させていただきます。これを持ちまして本日の説明会を終了いたします。終了後、アンケート画面が表示されます。当社のIR活動にとって貴重なフィードバックとなりますので、ぜひご回答をお願いいたします。皆様、本日はご参加いただきまして誠にありがとうございました。

貝沼由久

ありがとうございました。

吉田勝彦

ありがとうございました。